個人的にJavaで eclipse 使いなと思ったときのメモ。
やっぱり本格的にJavaやるなら VSCode で Java より断然いいよね。
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eclipse 本体のダウンロード(eclipse本家から)
https://www.eclipse.org/downloads/
Javaファイル編集の場合(おすすめ)
→ [Eclipse IDE for Java Developers]をダウンロード
サーブレットも作る場合
→ [Eclipse IDE for Enterprise Java and Web Developers]をダウンロード
Eclipse IDE for Enterprise Java and Web Developersを入れると、プロジェクトの新規作成で、動的ウェブアプリケーションを選んで、Servlet APIを別途用意しなくてもコーディングができたりする。
ダウンロードしたEclipseに対して新規プラグインを追加する時に、メニュー [ヘルプ] >
新規ソフトウェアのインストール で入力するURL
名前 :Eclipse Repository
ロケーション:https://download.eclipse.org/releases/20XX-YY
20XX = 対象Eclipseのリリース年
YY = 対象Eclipseのリリース月
2. eclipse 日本語化
Pleiadesプラグインをダウンロード
https://willbrains.jp/
zip解凍して、setup を実行する
私は Plieades All in One より、素の eclipse に日本語プラグインだけのほうが好み。
3. eclipseを実行するJDKを指定したい
eclipse.ini を開いて、-vm
から -vmargs
の間に利用したいJDKのbinフォルダのパス
を指定する。すでにパスが設定されている場合はそれよりも前に記入する。
-vm
C:\Program Files\Java\jdk-21\bin ←こんな感じ。
plugins/org.eclipse.justj.openjdk.hotspot.jre.full.win32.x86_64_17.0.10.v20240120-1143/jre/bin
-vmargs
パス中に半角スペースがあってもダブルクォーテーションは不要だよ。
デフォルトではeclipseに内包されているJavaが使われるので、個別にインストールしたJDKを使いたい場合に必要になる。
もし、同じEclipseでできているMemory Analyzerの実行時JDKを指定したい場合は、-vmargs
の直前に-vm
を追加して、その下にパスを指定するとよい。
4. eclipseにオレオレ証明書を信用させる
事前にインポートしたいSSL証明書を準備しておく(crtやpemとかの拡張子)。
keystore にSSL証明書をインポートする。
$JAVA_HOME\bin\keytool -import -alias <Alias名> -keystore <Javaインストールディレクトリ>\lib\security\cacert -file <インポートしたい証明書>
パスワードは [changeit] です。
keystoreはJavaの証明書ストアを保存する場所(ファイル)です。
keystoreを操作するコマンドがkeytoolです。
インストールしたJavaがデフォルトで利用する証明書ストアが上記ファイルです。
eclipse.ini を開いて、先ほどの cacert を読み込むように設定を追加する
-Djavax.net.ssl.trustStore=<Javaインストールディレクトリ>\lib\security\cacert
-Djavax.net.ssl.trustStorePassword=changeit
パスワード設定は不要かも。
オレオレ証明書を信用させないとインターネットに接続できないようなプロキシ環境で必要。
5. eclipseからエクスプローラ・コマンドプロンプトを起動
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス から
[EasyShell]をインストールする
eclipse上のファイルパスをWindowsエクスプローラで開きたい、コマンドプロンプトを表示したい場合に便利。
6. eclipseからLinux上のJavaファイルを編集・sshできるようにする
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス から
[Remote System Explorer]をインストールする
このプラグインを入れると、Windows上のeclipseから、Linuxにssh接続して、
Linuxファイルシステム上のJavaファイルを編集できるようになる。
7. eclipseのヒープ使用量を表示
eclipse>ウィンドウ>設定 から
一般 > [ヒープステータスを表示] をチェックすると、ウィンドウ下部に表示される。
eclipseの動作がもたつくなと思ったらメモリ使用量を確認してみる。
eclipse.ini を開いて、初期ヒープサイズ:-Xms256m を増やしたら少し幸せかも。
多分最大ヒープサイズ:-Xmx2048m になってるのでこれ以上は不要かと。
8. eclipseでSVNを利用(Subclipse)
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス から
[Subclipse]をインストールする
SubclipseはソースがSubversion管理されていると(.svnディレクトリを見つけると)と自動的にSubversion管理だと認識する。
Subversiveはいったんワークスペースから削除して、もう一度インポートするなど、何かしないと、Subversion管理だと認識しない。
9. eclipseで C/C++ のファイルを開く
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス で [CDT] と検索
[Eclipse C/C++ IDE CDT]をインストールする
C/C++のソースも混じっているプロジェクトを開いたときに、.c/.cpp/.h ファイルが開けなくて何だかなぁという時に。
10. eclipseで開いているファイルの文字コードと改行コードを表示
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス で [Autodetect Encoding] と検索
[Autodetect Encoding]をインストールする
VSCodeみたいに右下に文字コードと改行コードを表示するようにできるよ。
11. eclipseでfindbugs
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス で [findbugs] と検索
[FindBugs Eclipse Plugin]をインストールする
ソースコードの品質向上に。
12. eclipseでCheckStyle
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス で [Checkstyle] と検索
[Checkstyle Plug-in]をインストールする
ソースコードの書き方がコーディング規約に従っているかチェック。
13. eclipseで規模計測
以下URLからjp.sf.amateras.stepcounter_x.x.x.jarをダウンロードし、
Eclipseのpluginsディレクトリに配置する。そして、eclipse再起動。
https://github.com/takezoe/stepcounter
ちょこっとカウントしたいときに便利。ツール単体でもGUIアプリとして動作する。
amaterasのツールは昔からお気に入り。
14. eclipseでJavadocビューの文字化けを解消したい
eclipseで日本語のJava標準APIのJavadocをホバーやJavadocビューで表示する場合、
eclipseのワークスペース設定やプロジェクトの文字コード設定がUTF-8
以外が設定
されている場合に文字化けしてしまいます。
プロジェクトでJavaソースの文字コードがMS932
などが指定されている場合、
上記設定をUTF-8
に設定してしまうとファイルの文字コードが変更されてしまうため
問題となる。
この場合は、各ファイルごとの文字コード設定をMS932
などに変更すれば問題が
解消される。ただ、ファイルごとに設定が必要となってしまうため面倒...
そこで、プロジェクト配下のsrc
フォルダの文字コードをMS932
に変更してやれば、
その配下にあるすべてのファイルの文字コードを変更できるので便利。
Shift-JISで書かれたJavaソースで、日本語Javadocのホバー表示が文字化けして
お悩みの方へ。Java18でデフォルト文字コードがUTF-8に変更されたので、
これを機にソースファイルの文字コードを変更してみるのも良いですね。
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eclipseでGUIプログラム
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス で windowbuilder と検索
[WindowBuilder]をインストールする
VisualStudioみたいに、SwingアプリケーションのGUI作成を補助してくれる。
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eclipseでUML
Amateral UMLの不具合により Eclipse 2023-06 (4.28) 以降では動作しないようです。
修正されるまでは旧リリースEclipse 2023-03 (4.27)
だと動作するようです。
eclipse.ini を開いて以下を追加する。
--add-opens=java.desktop/java.beans=ALL-UNNAMED
eclipse>ヘルプ>新規ソフトウェアのインストール で以下のアップデートサイトを入力
http://takezoe.github.io/amateras-update-site
Amaterasモデラー
をインストール
ちょこっとクラス図・シーケンス図を描きたいときに良き。
作者様サイト:https://takezoe.github.io/amateras-update-site/
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逆コンパイル・デコンパイル
eclipse>ヘルプ>eclipseマーケットプレイス から
[Echanced Class Decompiler]をインストールする
Eclipse Class Decompiler というプラグインにマルウェアが混入していたため、フォームして作成されたプラグインとのこと。既に使用している人、Pleiades All in One を使用している人はインストールされている可能性があるので置き換えを推奨。
https://qiita.com/cypher256/items/d65616f2a65db0d62962
他にもこちらのプラグインも良さそう。
https://java-decompiler.github.io/