記事更新日:2018/3/8
#はじめに
ECHONET Lite対応家電がない状況下で同一LAN上に複数のECHONET Lite対応家電を仮想的に構築する。
下の図のように赤丸で囲まれた環境を構築します。一つのパソコンが他のパソコンから見ると複数のECHONET Lite機器に見える状況を作ります。
#環境
OS : windows 7
java : version 8 更新161(ビルド1.8.0_161-b12)
- 今回の説明にはwindowsを対象として、javaがインストールされていることが前提です。
#MoekadenRoomのダウンロード
ECHONET Lite対応家電を仮想的に構築するためにMoekadenRoomを使用します。
MoekadenRoomのGitHubのサイトにアクセスして、Download executables の中の win64bit版をクリックしてapplication.windows64.zipファイルをダウンロードします。
任意のディレクトリーにzipファイルを解凍してください。
#MoekadenRoomの実行
解凍したapplication.windows64 フォルダーの中のMoekadenRoom.exe をダブルクリックして以下の画面が表示された場合は実行が成功です。
* javaがインストールされていない場合は実行されません。
#MoekadenRoomのテスト
MoekadenRoomを実行しているPCのipアドレスあてに機器の制御をすることでMoekadenRoomの中の機器の動作が変更されます。
注意
MoekadenRoomを実行しているPCはECHONET Liteコントローラにすることはできません。
なので、別のPCから制御する必要があります。