LoginSignup
0
0

More than 3 years have passed since last update.

Virtual Box の Ubuntu に Chromium の過去バージョンを入れたメモ

Last updated at Posted at 2020-08-09

経緯

どうしても Chromium の過去バージョンでテストする必要がでてきたので、手元の Virtual Box に Ubuntu を入れて、テスト環境を作ったエビデンス

Virtual Box に Ubuntu をセットアップするのは終わってるものとして、Chromium の過去バージョンを入れることを主眼に置いてます

環境

Chromium の過去バージョンをダウンロード

今回、Chromium 64.0.3282.137 というバージョン、又はそれに近いバージョンをインストールするのが目的です

最初に Chrome Releases というサイトから、目的のバージョンを検索しましたが引っかからなかったので、「64.0」とだけ入力して検索します

そうすると、いくつか候補がでたので、この中から目的バージョンよりちょい古そうで一番近そうな「64.0.3282.119」を狙うことを決定

次に、OmahaProxy CSV Viewer を開き、目的のバージョン「64.0.3282.119」を入力して [Lookup] ボタンをクリックして、「Branch Base Position」の値を覚えます

次に、chromium browser snapshots を開き、インストールする環境名のディレクトリを開きます

一覧ページは、読み込みに時間がとてもかかるので、すぐに見つけられなくても心を落ち着けましょう

今回ダウンロードしたい Branch Position は「520840」でしたので、それに近い番号を探すため、Filter に「52084」と入力して絞り込みを行い、近そうな番号の「520842」のディレクトリを開きます

linux 用っぽい zip ファイルをダウンロード

これで Chromium のダウンロードは終わりです

Ubuntu で Chromium を起動させる

ダウンロードしたファイルを Ubuntu 上で展開するため、「ファイル」からダウンロードしたディレクトリを開き、ファイルを右クリックして、「ここで展開」又は「展開先」を選択して指定したディレクトリに展開します
#私はホームの下に「apps」というディレクトリを作って展開しました

そのままではライブラリが足りず動かなかったので、端末を開き、下記のコマンドで必要なライブラリを入れます

$ sudo apt-get update -y
$ sudo apt-get install -y libgconf-2-4

続いて、端末で Chromium を展開したディレクトリを開き、下記コマンドを実行します

$ /bin/bash chrome-wrapper

これでおそらく、Chromium が一旦開き、メニューにはアイコンが爆誕すると思います

最後に、Chromium 自体に実行権限を与えます

展開したディレクトリを開き、「chrome」を右クリックしてプロパティを開きます

「アクセス権」タブの「プログラムとして実行可能」にチェックを入れてウィンドウを閉じます

これでメニューにある Chromium のアイコンをクリックすると、Chromium が開くようになります

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0