情報領域演習で役立つ(かもしれない)コマンドをご紹介します。emacsやvimを普通に使える人は問題ないですが、「家から自分のパソコンとテキストエディタでコードを書きたい人向け」の資料だと思ってください!
はじめに
2017年度からcedへの直接sshができなくなりました。そのため、僕はターミナルのタブを2つ開き、以下のように使い分けています。
- solにsftp(cedとファイルのやりとりをします。①で説明)
- sol経由でcedにssh(②で説明)
以下、$から始まるコマンドを上から順に打ち込んでいくと、とりあえずこの環境が完成します。
①solへのsftp
sftp
実は、cedのホームディレクトリはsolのホームディレクトリにあります。
そのため、cedとファイルをやりとりするだけなら、solに接続するだけでOKです。それでは、以下のコマンドをターミナルに入力してみてください。
$ sftp [あなたのアカウント名]@sol.edu.cc.uec.ac.jp
続けて、パスワードを入力してください。
成功すると以下のように表示されます。
Connected to sol.edu.cc.uec.ac.jp.
sftp>
カレントディレクトリはsolのホームなので、cedに移動しましょう。
$ cd .ced
これで、cedPCのホームディレクトリに入ることが出来ました!
getとput
sftpではget
とput
が使えます。getはファイルを持ってくるとき、putはファイルを送るときに使います。
get
例えば、cedのホームディレクトリにsample.c
というファイルがあるとします。これを取ってくるには、以下のように打ち込みます。
$ get ~/sample.c
これで、sftpをはじめたディレクトリにsample.cがコピーされているはずです!
あとはそのファイルをよしなに編集してください。
put
自分のパソコンからsolにファイルを送るときは、putを使います。こんな感じ
$ put sample.c
これでsample.c
がcedに送られました!
もし送信先に同名のファイルがある場合上書きされてしまうので、注意しましょう。
②sol経由でcedにssh
solへのsftpでは課題の提出などができません(多分)。そこで、課題提出用のタブを作ります。⌘+T(コマンドを押しながらTを押す)と、ターミナルのタブが一つ増えます。新しいタブを作ったら、以下のように入力してみてください。
$ ssh あなたのアカウント名@sol.edu.cc.uec.ac.jp
続いてパスワードを入力します。成功すると、以下のように表示されます。
Welcome to sol.cc.uec.ac.jp in ITC2014.
A manual page is available at
https://www.cc.uec.ac.jp/srv/all/edu/
ITC staff (staff@cc.uec.ac.jp).
[あなたのアカウント名@sol ~]$
できました!
次はcedにsshしましょう。
$ ssh あなたのアカウント名@yellow99.ced.cei.uec.ac.jp
パスワードを入力して、以下のように表示されればOKです。
Last login: Thu Oct 26 23:36:25 2017 from sol.edu.cc.uec.ac.jp
This computer(yellow99.ced.cei.uec.ac.jp) is rebooted every morning at 7:00.
[あなたのアカウント@yellow99 ~]$
cedにsshすることができました!あとは普段cedでやっている通りに課題を提出することができます。
おわりに
sftpを教えてくれたKさん,間違いがないか確認をしてくれたMさん,ありがとうございます。
間違っているところなどあれば、教えていただけるとありがたいです!