Objective-CのHeaderでSwiftのenumを使う

Objective-Cの.hファイルでSwiftのenumを使いたいと思ってググったら、この記事をみつけた。
How to reference Swift enum in Objective-C Header - Stack Overflow

• 質問
  classだったら @class className; って書けるんだけど。enumではどうするんだ？
• わかってない人
  #include "<ProjectName>-Swift.h" って書いたらいいんやで
  ※ .hファイルに書いたらエラー出る
• １番ましな回答
  .mファイルに privateプロパティとして書くのはできるで。

privateプロパティとして書けたところで.mファイルからしかアクセスできなくて役に立たないので、ええ感じにしてみた。

@objc enum SwiftEnumState: Int {
    case foo = 0
    case bar
    case baz
}

Swift側のenum宣言は普通。Objective-Cで使いたいから@objc付けて、Int型にしておく。

@interface ObjCClass : NSObject

@property (assign, nonatomic) NSInteger __rawValueOfSwiftEnumState__;

@end

Objective-Cの.hファイルに、プロパティとして、enumのrawValueを設定。直接アクセスすんな的な名前をつけとく

extension ObjCClass {

    var swiftEnumState: SwiftEnumState {
        get {
            return SwiftEnumState(rawValue:__rawValueOfSwiftEnumState__) ?? .foo
        }
        set {
            __rawValueOfSwiftEnumState__ = newValue.rawValue
        }
    }
}

Swift側にextensionでComputedプロパティとして、enumでアクセスできるようにラッパーを用意すると、

@interface ObjCClass (SWIFT_EXTENSION(ProjectName))

@property (nonatomic) enum SwiftEnumState swiftEnumState;

@end

<ProjectName>-Swift.h に、このように変換されるので、
privateじゃないプロパティとしてenumを使えるようになりました。

あぁ、リファクタリングして全部Swiftに書き換えたい。