はじめに
この記事ではFlutterがどのようなものなの、Flutterをどうやって入れたらいいのかなどを初めての人向けに説明します。
この記事を読むにあたって
この記事では主にVisual Studio Codeで開発する方法について説明します。Android StudioはAndroid Deviceを呼び出す目的で使用するため、使用するかどうかはおまかせです。
この記事の対象者
- Flutterに興味がある人
- これからFlutter開発を始める人
Visual Studio Code編
1. Visual Studio Codeをダウンロード
ダウンロードはこちら
2. ダウンロードしたファイルを実行して,すべての項目を次へで進んでいく
インストール終了後Visual Studio Codeを起動するをONにした状態で完了を押す
3. 拡張機能でJapaneseとFlutterと入力し、それぞれ拡張機能をインストールする
4. 画面左上のファイル->自動保存にチェック(オススメ)
Android Studio Setting
1. Android Studioをダウンロード
ダウンロードはこちら
2. 特に何もいじらずインストール
インストール完了後、デフォルトのまま進める
3. New Projectで新規プロジェクトを作成
特に指定はない
4. 完了後,左上メニュー -> Tools -> DeviceManager
DeviceManagerのプラスボタンを押下 -> Create New Deviceを押下
こちらも特に指定はない
Flutter編
1. Flutterを使えるようにする
Flutter SDKバンドルをダウンロードする
ダウンロードはこちら
2. Windows Powershellを起動して、C:\Users\[ユーザー名]>に居ることを確認して以下のコマンドを実行する
mkdir develop
3.SDKを抽出する
何を言っているかわからないと思うのでとりあえず下をコピペ
Expand-Archive -Path $env:USERPROFILE\Downloads\flutter_windows_3.35.4-stable.zip -Destination $env:USERPROFILE\develop\
4. Windowsの設定から環境変数の設定で設定を行う
環境変数ダイアログ の (ユーザー名) のユーザー環境変数 で Path をダブルクリック
新規をクリックして以下のコマンドをペースト
%USERPROFILE%\develop\flutter\bin
5. 変更を適用した後、ターミナルで検証
flutter --version
dart --version
6. 依存関係を更新
flutter pub get
これ以降の作業はVisual Studio Codeで行います
7. Flutterプロジェクトを作成する
コマンドパレットでFlutter: New Projectを選択。
Applicationを選択して配置先を選択
8. Flutterアプリケーションを実行するDeviceを設定
Ctrl + Shift + Pコマンドパレットを開き、Flutter: Select Deviceを選択
Android Studioを入れた場合にはここで追加したDeviceを指定
9. Flutterを動かす
flutter run
プロキシ設定偏(2025/12/08 追記)
学校の中などプロキシ環境で作業をする際にはGit同様にプロキシ設定をする必要があります。特に授業などでチーム開発を行う場合はここでの設定が重要です。(私自身非常に苦労しました)
1. Androidstudioでの設定
C:\Users\[ユーザー名]>に居ることを確認してcd .\AndroidStudioProjects\MyApplicationを実行(ここは人によって名前が違う可能性があります)
code .でVSCodeを起動した後、gladlew.batの一番下に以下のコードをペースト
set JAVA_OPTS=-DproxyHost=[リンク]
-DproxyPort=[ポート番号]
2. 設定ファイルの作成
VScodeを閉じ、cd ..\..\.gradleを実行
gradle.propertiesという名前のファイルを作成して以下のコードをペースト
systemProp.https.proxyHost=[リンク]
systemProp.https.proxyPort=[ポート番号]
Flutterプロジェクトをcloneした際のエラーについて(2025/12/08 追記)
Flutterプロジェクトをcloneした際、.dartファイルにエラーが出る。
これを回避するために以下のコマンドを実行
(VSCodeで上手くいかない場合はAndroid studioで実行する)
flutter pub get
あとがき
Flutterで開発を始めた理由としては、授業でスマートフォン向けアプリケーションを作ることになり、調べた中で目的に合っているのがFlutterでした。ただ調べるとどうしてもAndroid Studioで書くのが一般的で、個人的にVSCodeの方がやりやすいと思ったのでVSCodeでできる方法をまとめました。後はプロキシ設定辺りがそこそこ面倒だったため、開発未経験の人にとってもわかりやすい資料を作ろうと思い、今回記事を作成しました。
Flutterで開発をしてみた感想としてはそこそこな使い勝手だと感じました。言語も特に理由がなければDartで良いと思います。オブジェクト指向が理解できていれば結構書きやすいと思います。個人開発など始めようと思っている方はいかがでしょうか。





