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【体験記】ORACLE MASTER Silver 2019を2教科とも受験してみた_DBA編

Last updated at Posted at 2022-03-31

前回の概要(Silver SQL受験)

・自己啓発の一環として、Oracle Master Silver 2019(2教科)の資格取得を思い立ちました。
・2021年12月に「Silver SQL 2019(1Z0-071-JPN)」を受験して合格しました。概要はこちら

今回の概要(Silver DBA受験)

・2022年01月に「Silver DBA 2019(1Z0-082-JPN)」を受験して合格しました。

試験の概要

公式ページ。受験科目は以下のとおり。
ORACLE MASTER Silver DBA 2019(1Z0-082-JPN: Oracle Database Administration I)

勉強の方法

学習期間としては1ヶ月くらい。
前回のSilver SQL受験を通じて、当時なら黒本を信用しておけばなんとかなる手応えだった(★個人の感想★)ので、黒本をひたすら読み込みました。

公式サイトの受験ガイドで出題範囲を確認
 例題も参考になりました。

黒本(オラクルマスター教科書 Silver DBA Oracle Database Administration I)で学習
 第1章〜第23章まで読み込んで、練習問題(各章)&模擬試験(巻末)で理解度を確認しました。
  DBAパート(第1章〜第9章、約380頁)
  SQLパート(第10章〜第23章、約380頁)
 体感的には本番試験(Silver DBA)の出題範囲をほぼカバーできており、内容の深さ・粒度についても違和感なかったです。

公式サイトのサンプル問題で腕試し
 20問しかありませんがとても参考になりました。
 
 ※現時点(2022/3時点)では、公式サイトの試験トピック解説講座ブログ(Silver DBA)はみつかりませんでした。

試験の申し込み

試験を受けるためには「Oracleプロファイル」というアカウントが必要になります。

いざ受験!

試験時間は150分で90問、選択式になります。
私の受けた本番試験では、選択数をすべて指定されてました。("すべて選べ" 形式はなかったです。)
また選択数については正解択が1つの問題は少なく、"2〜3つから選べ" 形式が多かった印象です。

知ってるか知らないかで解く問題に対し、今回もふんわりとした理解度で臨みましたが、
どうせ考え込んでも解けないし、正答率60%で合格できるし、ということで20分くらい余らせて全90問に回答しました。
(2022/08/24追記)公式によると試験時間と出題数が「120分、72問」に変更との事。2022/09/01~

結果は...?

合格!(正答率83%)
なお、正答率 60%が合格ラインとなります。

感想

2022/01時点の「Silver DBA 2019(1Z0-081-JPN)」について、
本番試験では全分野から万編なく出題されますが、ボリューミーだけど試験対策本としてデキのよい黒本(Silver DBAの方をメイン学習教材にして合格できることを示せたかと思います。
なお当時の公式サイトからの提供情報(サンプル問題など)は多くないですが、とても参考になりますので目を通すことをオススメします。

ちなみに黒本は分厚い(試験範囲 = DBAパート(約380頁) + SQLパート(約380頁) + 模擬試験1回)ですが、内容が整理されていて読みやすい&1頁あたりの文字数はあまり多くないです。
ただ、私にDBAの実務経験がないせいかDBAパートに目を通すのに約2週間&理解度を定着させるため更に数日ほどかかってしまいました。
SQLパートは数日間でみれる範囲を(練習問題(各章)を中心にして)復習しました。

本番試験では細かいところまで問われるので、練習問題&模擬試験を暗記するだけでなく、説明パートをしっかり読み込んで(腹落ちするまで何度も読み返して)から本番試験に臨むことが合格につながるというのは、Silver SQL試験と同じかと思います。

なお、出題割合は概ね「DBA:SQL=55%:45%」だった(DBAの出題の方が少し多い?位な)印象でした。

Oracle Silver を2教科とも受験する意義?

Silver SQL」は「Silver DBA」に比べて、SQL分野にすごく尖ってるというよりはDBA分野を絞っているという印象でした。
なので、上位資格(Gold DBA以上)の取得を目標にするならば「Silver DBA」だけ取得すればよいと感じました。
上位資格(Gold DBA)の受験前提は「Silver DBA」取得のみですので、こだわりがなければ2教科分の受験料を支払ってまで2教科受験(DBA→SQLの順)する価値は…な感じです。

しかし「Silver DBA」の学習量は結構ボリューミー(黒本だと約760頁+模擬問題1回)です。
なので、黒本を読破するのに3〜4週間以上かかるし、モチベーションを長く維持できない(1ヶ月位でいったん区切りたい)人ならば、SQL→DBAの順に2教科受験することで、段階的に受験できる(いったんSQL分野に集中できる)メリットがあります。
もし受験料負担が自腹でない(会社負担である等)環境にいる場合はDBA単独受験ではなく、あえて2教科受験(SQL→DBAの順)をすることを検討してみてもよいかもしれません。(学習したSQL分野のことを忘れない内にDBAまで取得しきることが肝要!)

あとDBA知識はほどほどな "Oracle Master Silver" の称号?で十分ならば「Silver SQL」だけを取得するのが学習量は一番少なくて済みます。

さいごに

はやく「黒本(オラクルマスター教科書 Gold DBA 2019)」を出版していただきたいです... ※2022/03時点では出版されてません。
(2022/04/18追記)2022/05/27に発売予定とのこと!! 少々お高いですが...(-_-;)

学習に利用した記事

・そもそもデータベースとは...的なところをがっつり
DBアタマアカデミー

参考図書

・Oracleの基本を確認 ※家にあった旧版で学習しましたが、基本的なところは変わらないハズ。。
絵で見てわかるOracleの仕組み

以上

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