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【UiPath】バージョン「2022.2」リリースまとめ(後編)

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はじめに

この投稿は、RPAツール「UiPath」で 2022年2月にリリースされた、Community Edition「2022.2」について「個人的に」 まとめたものです。

沢山あるので、前編後編に分けて紹介します。
今回は後編として「Studio系以外」のリリースを説明します。
※ 直近の Community Edition「22.1」も含めて紹介します。

公式リリース

紹介する情報は、以下の「UiPath公式リリース」を元にしています。

目次

今回紹介する内容は以下になります。

1)テストエクスプローラーの機能拡張(TestSuite)
 1.1)コンテキストメニューの拡張
 1.2)絞り込みオプションの拡張
 1.3)テスト結果のサマリ表示 / 実行に掛かった時間の表示
 1.4)全部閉じる/全部開くボタンの追加
2)アシスタント
 2.1)デザインの改善
 2.2)macOS向けのアシスタント
3)コンピュータービジョン(CV)
 3.1)より高い精度
 3.1)新しいCVエンドポイント
 3.1)選択画面でのDelキーのサポート
 3.1)スクロール後のスクリーンショット
 3.1)テーブルスクロール時の最大
4)Document Understanding
 4.1).net5 への移行と  Taxonomy Manager and the Validation Station.
 4.2)MLアクティビティの改善

1)テストエクスプローラーの機能拡張(TestSuite)

テストエクスプローラーの機能・見た目が大きく拡張されました。実行結果、カバレッジ、テストステータスなどがひと目で分かるようになっています。2022.2で追加された機能は下記です。

1.1)コンテキストメニューの拡張

テストエクスプローラー内で「テストケース」を選択して右クリックした時のメニュー(コンテキストメニュー)が変わりました。

  • 実行
  • デバッグ
  • テストデータを追加(今回追加されました)
  • Test Manager にリンク(今回追加されました)
新旧 イメージ
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1.2)絞り込みオプションの拡張

絞り込みオプションが拡張され「編集ステータス」でも絞り込めるようになりました。また、表示オプションとして「アクティビティカバレッジを表示、実行時間を表示」が指定できます。

新旧 イメージ
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1.3)テスト結果のサマリ表示 / 掛かった時間の表示

テストエクスプローラーの[テスト結果]タブで、実行状態と時間を含むテスト結果全体の概要を確認できるようになりました。

新旧 イメージ
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1.4)全部閉じる/全部開くボタンの追加

テストエクスプローラー内のテストケースの展開/折りたたみボタンが追加されました。

新旧 イメージ
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2)アシスタント

一部デザイン変更とMac用アシスタントに機能が追加されています。

2.1)デザインの改善

このリリースで、Apolloデザインに合ったデザインに変わりました。他のUiPath製品と合わせて、一貫性のあるデザインにすることが目的です。
どこか変わったのかを見つけるのが難しいですが、例えば、以下のような点で変わっているようです。

image.png image.png

2.2)macOS向けのアシスタント

mac用のアシスタントでも「UiPathRobot.js(※)」を使用することができるようになりました。
アプリウィジェットも使用できるようになっています。

※ アプリからアシスタントをキックするためのJsライブラリ。

3)コンピュータービジョン(CV)

3.1)より高い精度

CV AIモデルがトレーニングされし、以前のモデルを上回る精度で検出できるようになったそうです。

3.2)新しいCVエンドポイント

22.4でリリースされる新しいモデル用に、新しいプレビューCVエンドポイントを作成されたようです。最新バージョンのアクティビティ(UIA 22.2)で使用でき、新しいCVAIモデルへの移行が可能になります。

3.3)CV選択画面でのDelキーのサポート

CVDelete選択画面を押すと、現在の選択が削除され、ワー​​クフローをより迅速に構築できるようになりました。

3.4)スクロール後のスクリーンショット

CV Extract TableアクティビティにDelayScreenshotAfterScrollプロパティが追加され、スクロールアクションを実行した後、ターゲットテーブルのスクリーンショットを撮る前に特定の時間待機できるようになりました。これは、下にスクロールするときに余分なアイテムをロードするテーブルに役立ちます。

3.5)テーブルスクロール時の最大

スクロール可能なテーブルからデータを抽出するときに、テーブルの高さの合計は30.000ピクセルを超えると、例外が発生するようになりました。

4)Document Understanding

4.1).net5 への移行と タクソノミーマネージャーの改善

IntelligentOCRパッケージmp.net5に移行されています。
タクソノミーマネージャーの一部改善もされているようです(内容不明)

4.2)MLアクティビティの改善

MLアクティビティが改善され、URLを指定してパブリックデータセットを参照させて、トレーニングをすることができるようになりました。

終わりに

以上、Community 2022.2 プレビューリリースの紹介でした。

この記事が参考になったら、 LGTMをお願いします。閲覧ありがとうございました。

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