Eclipseでローカルリポジトリのルートディレクトリに、プロジェクトのファイルを直に配置する方法をまとめました。
プロジェクトの共用からローカルリポジトリを作成した際のディレクトリ構成
Eclipseでプロジェクトを右クリックして、「チーム」→「プロジェクトの共用」からローカルリポジトリを作成すると、以下のようなディレクトリ構成になります(Javaプロジェクトの場合)。
. ローカルリポジトリのルートディレクトリ
├── README.md
└── プロジェクト名
├── .gitignore
└── src
└── パッケージ名
└── Main.java
問題点
ローカルリポジトリのルートディレクトリとプロジェクトのディレクトリが分かれてしまう
.gitignoreファイルをローカルリポジトリのルートディレクトリに移動させる必要がある
ローカルリポジトリを作成してからプロジェクトを新規作成する
それに対して、先にEclipseでローカルリポジトリを作成してから、ローカルリポジトリのルートディレクトリにプロジェクトを新規作成すると、以下のようなディレクトリ構成になります。
. ローカルリポジトリのルートディレクトリ
├── .gitignore
├── README.md
└── src
└── パッケージ名
└── Main.java
やり方としては、まずEclipseのパースペクティブを「Git」にして、Gitリポジトリーの「Gitリポジトリーを作成し、このビューに追加」からローカルリポジトリを作成してビューに追加します。
あとは、「ファイル」→「新規」→「プロジェクト」から作成したいプロジェクトを選択し、「デフォルト・ロケーションを使用」のチェックを外して、ロケーションにローカルリポジトリのルートディレクトリを指定して作成すればOKです。