作ったwebシステム(サービス)を世の中に公開するにはサーバーを用意しなければなりません。
サーバーとはサービスや機能を提供する側のコンピュータだと思ってください。
用意する方法は自分で機器を購入するか誰かから借りるかの2択になります。
レンタルサーバー
他の人が構築したサーバーを借りる手法。
WordPressの運用を始める時にお世話になるのがこのレンタルサーバーです。
有名な所だとエックスサーバー、さくらレンタルサーバーがあります。
最大のメリットは費用が安く運用の手間がかからない事です。
1年で1,000円切る事も珍しくありません。
クラウド
クラウドとは他の人が提供する仮想のサーバーの事。
機器の購入や設置場所の確保が不要でありながらレンタルサーバーと違い自分専用のサーバーとして自由な構築が可能です。
有名な所だとAWSやherokuがあります。
個人開発したものを世の中に公開するならクラウドがおすすめでしょう。
なぜなら費用は利用時間によって決まるため1人で使う分には無料〜月1,000円以下で収まるからです。
これをレンタルサーバーで行うと1万円を超える事は珍しくありません(年間契約のため)
しかし、セキュリティ設定を自分で行う必要があるため万が一悪い人に悪用されたら数十万円の請求されるリスクは覚悟しなければなりません。
オンプレミス
自社運用という意味で自分で機器を購入してサーバーを構築する方法です。
上記2つと違いアクセス方法も自分で決められ、サーバー構築の自由度も非常に高いです。
また、システムデータも自分の敷地内に存在するため個人情報を他人に預けないという安心感があります。
(自分の財布を他人に預けたら不安ですよね?)
その変わり機器を自分で管理するので運用に手間がかかります。
その上サーバー機器は高価でかつ置き場所の確保も必要なので始めにくいというデメリットがあります。
さて、続きまして、アルサーガパートナーズ Advent Calendar 2020 23日目の記事は @miumi さんのvue学習ロードマップです。