概要
ELC(Elastic Cloud)を、GCP(Google Cloud Platform)上で動かす手順の備忘録
※2020/12/29時点の情報です。
※日本語訳はGoogle翻訳を使ってます。
ゴール
定義されたユーザーID、パスワードでKibanaにログインして、割り当てられたINDEXデータのみが閲覧出来ること
1. アカウント作成
ELCの「無料トライアルをはじめる」から、アカウントを作成
https://www.elastic.co/jp/cloud/
2. ELSを開始する
ログインして、「Start your free trial」ボタンを押下
3. 「データをどうしたいですか」
Elastic Stack
おそらくデータ分析系
Deploy Elasticsearch and Kibana. Search, analyze, and visualize data from any source, in any format.
ElasticsearchとKibanaをデプロイします。 あらゆるソースからのデータをあらゆる形式で検索、分析、視覚化します。
Elastic Enterprise Search
おそらく全文検索系
Easily implement powerful search experiences for your website, app, or workplace with refined APIs and tools.
洗練されたAPIとツールを使用して、ウェブサイト、アプリ、職場に強力な検索エクスペリエンスを簡単に実装できます。
Elastic Observability
ログ分析系?
Consolidate your logs, metrics, application traces, and system availability with purpose-built UIs.
ログ、メトリック、アプリケーショントレース、およびシステムの可用性を専用のUIと統合します。
Elastic Security
セキュリティ関連?
Prevent, collect, detect, and respond to threats for unified protection across your infrastructure.
インフラストラクチャ全体で統一された保護を実現するために、脅威を防止、収集、検出、および対応します。
ここでは、「Elastic Stack」を選択して進めることとする。
HW構成等はオススメのをそのまま選択。
構築先はGCP、リージョンは東京、バージョンは最新とする。
環境名を設定したら、構築開始。
4. elasticユーザーのパスワード
rootに相当するelasticユーザーのパスワードが一度だけ表示されるので、ローカルにパスワードをダウンロードしておく。
5. 構築完了
構築自体はすぐ終わる。
6. Kibanaを開く
「Open Kibana」から、Kibana画面を開く。
7. サンプルCSVをアップロードする
「Upload a file」からCSVをアップロードする。
ヘッダの指定がある場合は、「Has header row」がtrueであること。
日付が複数ある場合、基準となる日付を指定すること。
データの確認ができたら、「Import」
INDEX名を指定してインポート実行
とりあえずDiscoverで見れるようになりました。
8. ユーザー別INDEXの作成
ユーザーに割り当てる個別INDEXデータを作成する
もう一度「File Upload」を開く
開き方としては、画面左上のハンバーガーメニュー > Kibana > Machine Lerning > Data Visualizer > Import data というルートもある。
データ定義を確認して、Import
Import data > Advanced でIndex名を指定する
※既存のに追加はできない。
INDEX名:sample-7-
※*は使えない
Create Index Pattern: CheckON
Index pattern name:sample-7-*
※新規入力で*入力可能
Ingest pipeline: 下記設定を、csv
ブロックの下に入れる
※user
フィールドにはメールアドレスが入っている
{
"set": {
"field": "_index",
"value": "sample-7-{{user}}"
}
},
Discover
でデータを確認する
Index patter name: sample-7-*
期間: 投入データが含まれる期間
「Update」ボタン押下
ユーザー(メールアドレス別)にINDEXを指定してデータが生成されました。
9. ユーザーの作成
画面左上のハンバーガーメニューから「Stack Management」>「Roles」を開く
「Create role」押下
Role名:INDEXプレフィックス+ユーザー名
Indices:ユーザー別INDEX
※プルダウンからはIndex pattern しか選べないが、入力で指定可能。
Privilleges:read(読み取り権限のみ)
「Add Kibana privilege」
Spaces:Default
Customize feature privileges:Kibana DashbordのみReadON
列を開いて、「Customize sub-feature privilleges」ON、「Create Short URLs」ON
「Add Kibana privilege」押下
「Create role」押下
「Show reserved roles」をOFFにすると、作成したロールのみ見れる。
「Security」>「Create user」
Username:ログインユーザー名
Password:パスワード(⑥文字以上っぽい)
Full name:氏名(漢字OK)
Email address:アドレス
Roles:先ほど作成したユーザー別ロール
「Create user」押下
自分のメールアドレスが含まれているINDEXのみが見れるようになりました。
次回予定:ecctlの導入
https://qiita.com/miu200521358/items/ad9ff20604cb52b968fa