ゴール
ecctlコマンドをWindows上で使えるようにする。
1. WSL(Ubuntu)の導入
公式手順
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10
1.1. Windowsのビルド番号を確認する
設定からバージョン情報を開き、Windows 10のバージョンが「18362」以上であることを確認する。
バージョンが低い場合、アップデートする。
1.2. Linux 用 Windows サブシステムを有効にする
スタートメニューから、PowerShellを管理者として開く
コマンドを入力する
(冒頭のエラーは無視)
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
1.3. 仮想マシンの機能を有効にする
PowerShell でコマンドを入力する
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
1.4. Windows を再起動する
1.5. Linux カーネル更新プログラム パッケージをインストールする
下記パッケージをダウンロードし、実行する。
(そのまま進めていけばいいはず)
1.6. WSL 2 を既定のバージョンとして設定する
Powershellを管理者として実行し、下記コマンドを実行する
wsl --set-default-version 2
1.7. Ubuntu インストールする
Microsoft Storeを開き、Ubuntuを選択する
「入手」を押下。
インストールサイズを確認して、「インストール」実行。
完了したら通知が来るので、「起動」でプロンプトを起動
任意のユーザー名、パスワードを設定
完了したら、そのユーザーでログインが出来るようになる。
2. Windows ターミナルの導入
2.1. Windows ターミナルをインストールする
Microsoft Storeを開いてダウンローヅする。
(ブラウザが開いてしまう場合、スタートメニューから「Store」でStoreアプリが起動する)
2.2. Windowsターミナルの設定を変える
タブの右横にある、下向きの▽を押下して、設定画面を開く。
下記行を、"Ubuntu"のProfileに変更する
(プロファイルIDが環境に依って違うかもしれない)
設定を変えて保存したら、一度ターミナルを閉じて開き直す。
Ubuntuのターミナルが開いたら設定OK。
Windowsターミナルの使い方は下記参照
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/terminal/
3. ecctlの導入
3.1. Windows上のELC(Elastic Cloud)用ディレクトリをUbuntuからアクセスする
Windowsのエクスプローラーで、Ubuntuと共有したいフォルダを作成する。
例)D:\Development\elastic\sample
フォルダ内にcsvファイルを配置する
Windowsターミナル(ターミナル)で、下記ディレクトリに移動
※/mnt/d/がDドライブに相当
cd /mnt/d/Development/elastic/sample/
3.2. ecctlをインストールする
アプリケーションファイルを取得する
sudo wget https://download.elastic.co/downloads/ecctl/1.1.0/ecctl_1.1.0_linux_64-bit.deb
インストールする
sudo apt install ./ecctl_1.1.0_linux_64-bit.deb
3.3. ecctlのインストールを確認する
ecctl version
次回予定: ローカルからのデータインポート
https://qiita.com/miu200521358/items/6baff5ab235293def4b2