はじめに

電気毛布エンジニアの@tmitsuoka0423です。
今日は赤外線で操作できるリモコンコンセント「OCR-05W」を手に入れたので、obniz から操作できるようにしていきます。

今回使うもの

品名	画像	価格
obniz Board		5,500円くらい
赤外線センサー OSRB38C9AA		50円くらい
赤外線LED OSI5FU5111C-40		20円くらい
リモコンコンセント OCR-05W		1,200円くらい

リモコンの赤外線信号を解析する

今回は簡単に obniz パーツライブラリページ上で実行していきます。

obniz パーツライブラリのIRSensorのページを開きます（https://obniz.io/ja/sdk/parts/IRSensor/README.md）

start(callback(array))のTest Runをクリック

F12を押して開発者ツールを開き、コンソールを確認します。

それっぽい信号が受信できました。
出力の最後の方に表示されているcopyをクリックしてコピーしておきます。

リモコンコンセントにobnizから信号を送信する

続いて、obniz パーツライブラリの赤外線LED(InfraredLED)を開きます（https://obniz.io/ja/sdk/parts/InfraredLED/README.md）

先程コピーした信号で上書きします。

Test Runをクリックします。
するとカチッと音がして、電源が ON になります。

obniz+赤外線LEDでリモコンコンセントONできるようになった;)
午後はQiitaにまとめていく#obniz #iot #protoout pic.twitter.com/LezgvmQFmF
— Takahiro Mitsuoka (@tmitsuoka0423) March 24, 2020

まとめ

obniz を使ってリモコンコンセント(OCR-05W)が動かせることを確認できました。
いくつかハマったところがあるので、付録として記載します。

本記事ではプログラミングは行いませんでしたが、次回の記事では、TypeScript を使って書いていこうと思います。

付録：詰まったところ

リモコンを押してないのに信号を受信する

解決方法：obnizのバージョンを最新の3.2.0に更新する。

Test Runをクリックすると、赤外線信号を受信する度に、信号の配列をコンソールに出力するようになっています。
まだリモコンのボタンを押してないのにずっと何かの信号を受信してい様子。

obniz のバージョンを最新の3.2.0に更新すると直りました。

エラー：io0: heavy output. output voltage is too low when driving high

解決方法：コンセントから電源を取る

電圧が足りないと怒られました。
モバイルバッテリーに obniz を接続していたのが原因です。

コンセントから電源を取るようにすると直りました。