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Unfolded StudioでQGISプロジェクトをWebに公開してみよう

Last updated at Posted at 2021-05-22

Unfolded Studioってなに?

Unfolded StudioはWebベースの地理情報分析可視化ツール。Kepler.glを開発していたUberのチームが独立したUnfolded inc.が開発しています。2021年5月20日にはFoursquareに参加することが発表されました(Unfolded and Foursquare Join Forces to Build Future of Geospatial Analytics)。
スクリーンショット 2021-05-22 11.53.30.png


QGISプロジェクトを公開してみる

プラグインのインストールと起動

QGISプラグインリポジトリに公開されています。

  • プラグイン > プラグインの管理とインストール からUnfoldedをインストール
  • web > Unfolded かプラグインアイコンから起動する
    スクリーンショット_2021-05-22_11_39_20.png
    @OpenstreetMap contributors

プラグインの設定

Settingタブでプラグインの設定をしておきます。

  • Export でファイルをエクスポートするフォルダを設定する(初期設定はプラグインフォルダ内なのでちょっと不便かも)
  • General > Mapbox API Token にMapboxのAPIトークンを入力しておくとMapboxのWMTS形式の背景地図が使えるようになる(っぽい。未検証です。)
    スクリーンショット 2021-05-22 11.43.08.png

QGISプラグインでプロジェクトをエクスポートする

ExportタブからQGISのプロジェクトをエクスポートします。

  • Layers to export でエクスポートしたいレイヤにはExportのチェックを入れる
  • Title を入力する
  • Export map をクリックするとzipファイルが出力される
    スクリーンショット 2021-05-22 11.42.52.png

Unfolded Studioにアップする

エクスポートされたzipファイルをUnfolded Studioにアップします。

  • Unfolded Studio にログインする
  • Maps > Import Map をクリック
  • QGISからエクスポートしたzipファイルをBrowseボタンから選択するか、ドラッグ&ドロップでアップロードする
  • QGISのレイヤが表示されるので、Importボタンをクリックしてインポートすると、My Mapに追加される
  • My Mapに追加された地図をクリックすると、地図編集画面が表示される
    スクリーンショット 2021-05-22 11.32.49.png
    @OpenStreetMap contributors, @Mapbox

Unfolded Studioで公開する

My Mapを公開して、URLで共有してみます。

  • 画面左下のPublishメニューを選択すると、Map TitleとMap Descriptionの入力画面が表示されるのでタイトルと地図の説明を入力する。Publishボタンをクリックする
  • 共有用URLと埋め込み用コードスニペット、埋め込み用URLの3種類が取得できる
    • Share - 共有用URL: URLを開くとUnfolded Studio が立ち上がり、編集できる
    • Embed Code - 埋め込み用コードスニペット: ブログなどのiframeに埋め込むコードスニペット
    • Embed URL - 埋め込み用URL: URLを開くと地図画面のみが表示される。編集できないビューワー。
      スクリーンショット_2021-05-22_11_44_31.png

QGISのプロジェクトを共有する方法にまたひとつ選択肢が増えました:tada:

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