AI-900 の概要
項目 | 内容 |
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試験概要 | 機械学習 (ML) 、人工知能 (AI) の概念と、関連する Microsoft Azure サービスの基礎知識を問う試験です。 |
試験方法 | コンピュータ上で実施するCBT(Computer Based Testing)形式。 |
受験料 | 12,500円(税別) |
難易度 | 初級(Fundamentals) |
試験時間 | 45分 |
問題数 | 50問前後 |
合格点 | 700点/1000 |
・Microsoft Virtual Training Daysで「AIの基礎」のトレーニングを受けると、無料でAI-900認定試験を受験できるバウチャーを貰えます(2022年2月現在)。
・IT系の認定試験の中では難易度の低い試験です。標準学習時間としては20~30時間程度でしょうか。
試験対策
マイクロソフト・ラーニングパス
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/azure-ai-fundamentals/
試験範囲を網羅しているので、こちらのドキュメントを一通り目を通して概要をつかむのが良いと思います。ただし、機械翻訳をしているのか、頭にスッと入ってこない文面が多々あるのが難点です。
Udemy
日本語版の模擬試験問題集が販売されています。購入者のコメントを読むと、問題の的中率は高そうですが、マイクロソフトの規約に違反している可能性もあるので避けたほうが無難でしょう。
絶対合格!Microsoft AI-900 模擬試験問題 ※日本語対応
公式ドキュメント
マイクロソフト公式ドキュメントにAI関連サービスの情報があります。こちらは、ラーニングパスで理解が不十分な箇所の補足資料として参照すると良いでしょう。
Azure Cognitive Services のドキュメント
個人のWebサイト
参考になったサイトを紹介します。
・アラフォー2児の母がMicrosoft Azure AI Fundamentals(AI-900)をサクッと取得
「マイクロソフトのAI基本原則」がよく整理されています。
・[覚書・カンペ]AI-900合格に必要な知識まとめ
模擬試験があり有益なサイトです。
試験前の覚書メモ
試験前に私が整理した情報です。
回帰・分類・クラスタリング
回帰:株価の予測など、「数値」を予測するときに用いる。教師あり学習。
分類:晴れ、曇り、雨など、カテゴリーを予測するときに用いる。教師あり学習。
クラスタリング:似たものをグルーピングする。教師なし学習。
コンピュータービジョン
・Form Recognizer
領収書などのドキュメントから、取引時間や合計金額などの重要な情報を抽出します。
・光学式文字認識(OCR)
画像から、「文字や数字」を認識することが出来ます。
・カスタムビジョン
ユーザーが学習用の画像データを用意します。
受験前の注意点
・本試験を受験される方は、必ず最新のマイクロソフト公式ドキュメントを参照ください。
試験 AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals