Microsoftの公式のドキュメントによると、
Azure のルーティング優先設定にMicrosoft ネットワーク経由または ISP ネットワーク (パブリック インターネット) 経由のどちらでトラフィックをルーティングするかを選択できます。
前者は「コールドポテトルーティング」後者は「ホットポテトルーティング」と呼ばれます。
ここが少し気になったので調べてみました。
コールドポテトルーティング
コールドポテトルーティングではMicrosoftグローバルネットワーク経由でトラフィックをルーティングされます。
165 以上のエッジポイントオブプレゼンス (POP) の中から顧客に一番近いPOPが選ばれ、そこから顧客のネットワークへ渡されます。
送信元ネットワークの作業をより多く必要としますが、トラフィックをより長く制御下に置くことができるため、より高いエンドツーエンドのサービス品質をユーザに提供することができます
ホットポテトルーティング
ホットポテトルーティングではMicrosoft グローバルネットワーク上の移動が最小限に抑えられ、ISPネットワークを使用してトラフィックがルーティングされます。このコストが最適化されたルーティングオプションでは、他のクラウドプロバイダーと同等のネットワークパフォーマンスが提供されます。
全体のネットワークの負担が低いのはこちらです。
ホットポテトとは
ホットポテトというゲームがあります。
プレイヤーが輪になって、音楽が流れている間に、お手玉や本物のジャガイモのような小さな物体を投げあい、音楽が止まったときにその物体を持っていた人が負けというゲームです。少し椅子取りゲームに似ていますね。
熱々のじゃがいもは手に持てる時間が少ないことから次々とじゃがいもが手渡されていくゲームをこう言うようになりました。
もともとホットポテトルーティングはAzure固有のものではなく、自立システムが外部にどのように通信するのかの戦略でもありました。
ホットポテトゲームのようにどんどんパケットを受け渡していくルーティングをホットポテトルーティングと呼ばれるようになりました。