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おかあさんといっしょの特集みてスクラムに関して思ったこと

Last updated at Posted at 2024-11-26

おかあさんといっしょの特集みてたらスクラムマスターは保育園の先生と似ている話を思い出したのと、それについて色々おもうことがあったのでメモ

思い出したもの:https://kawaguti.hateblo.jp/entry/2019/01/29/225720
見てたもの:https://www.nhk.jp/p/okaasan/ts/ZPW9W9XN42/blog/bl/plLar1eke9/bp/pzkqmOwY7M/

ストレスフルな現場

  • 番組に出たい親御さんは多く、年間200回で1回の収録で選ばれる子どもたちは40人ほど。倍率は20倍。
  • 出てる子どもたちは厳格に数え年で3歳から4歳まで
  • 中にはもんぺもいるでしょう…
  • そんな中で一番気を遣っているのが安全
    • ドアノブや扉の間など子どもたちに対して危ないところはスタッフを配置して怪我をしないようにしている
    • ただスタッフを配置するだけではなく子どもたち側から見れば遊び?と思えることをしている
    • 例えばトンネル遊び。腕の下を通らせることで子どもたちを飽きさせないのと同時に子どもたちの経路を制限して安全を確保している
    • これはここだけの話ではなくて、どこでもそう。人を犠牲にして成果だしたところで意味がない
    • 人に対しての安全だけではなくモノに対してもそうでフールプルーフの考え方はスクラム以外でも通じる考え
    • スクラムメンバーから見ても大変だけどモチベーションも与えて、それでリスクヘッジもできるならいいよね

子どもたちに言うことを聞かせるには

  • セサミストリートのように海外では犯罪につながる恐れから子供は出さないし出してもパペットだけだす
  • なんでおかあさんといっしょは逆を行くか
    • おかあさんといっしょは最初は3~4歳を対象にしていて、次に2~3歳、現在は2~4歳が対象
    • この頃の子供は大人の動きを見るのではなく子供の動きを見る
      • どこかで拾った記事で、小学生に新しいこと伝えるとそれをその言葉のまま実行する子は少なく、まずは他の子どもたちの様子を見ていた(原文どこかいった)
    • 1対1で教えるならまだしも多人数に対して言うことを聞かせようとするには、最初に動く敏感な子どもたちにどうアプローチするかが重要
    • 一番興味のある子どもたちは一番前に来て自分のやることの一挙一投足を観察して反応する
    • そしてその子どもを見て他の子どもたちが真似する
    • 番組では元気よく「キャー!」という声をあげた子どもにお姉さんが驚くのをみて他の子どもたちも「キャー!」と伝染していった
    • イノベーター理論にも通じそうで、アーリーアダプターにインフルエンサーが多いのもそうかも

飽きずに集中するために

  • 幼児の集中力の限界は2分30秒
  • 大人でも15分周期
  • おかあさんといっしょ本編も短い時間で小さな番組を切り替えている
  • 大人の場合でも一緒で20分〜30分ぐらい+休憩がよさそう
  • おかあさんといっしょは24分
  • 野球で1回裏表が終わるのは20分ぐらい
  • ポモドーロテクニックは25分と5分の休憩
  • 番組内で触れられているアニメ(でこぼこフレンズ)は背景を真っ白にしてどこに集中させるかわかりやすく
  • 伝えたいこと多くてたくさん載せがち
    • このメモは余計なことだらけ

自主性の尊重

  • おかあさんといっしょに親御さんは映らないので子どもたちだけで出ないと行けない
  • 最初に親御さんと離れられるかのテストをする
  • 知らないところ、知らない人たちに囲まれて緊張している子どもたちは多い
  • ここで親御さんと離れられなくても無理に離さない
  • お兄さんお姉さんが子どもたちを呼ぶのではなく、子どもたちがお兄さんお姉さんを呼ぶ
  • スタジオに移動してもまだ離れられなかったり、不安な子どもたちはいる
  • ひとりひとりにお兄さんお姉さんが話しかける
    • 1on1の実施
  • それでも10人に1人は最後までお兄さんお姉さんの元に行くことができない
  • もしできなくても記念写真を撮る
    • 円滑なオフボーディング
  • 人間ひとそれぞれ。大抵は他の人と仲良くできるとしても1割ほどはどうしようもない
  • 無理矢理やらせようとしないことが大事
  • できない人に対してもケアを

適切な人数比

  • 数えただけで子どもたちと直接触れ合ったスタッフ20人近く
  • それで言うとスタッフと子どもたちは1:2ぐらい
  • スクラムマスターとメンバーのバランスは教育を重視するに連れて少なくなるのかも
  • https://www.infoq.com/jp/news/2009/04/agile-optimal-team-size/
  • 実務では1:5までくらいかな

組織として健全と幼児として健全

リソースが足りている=お腹が空いていない
カルチャーマッチ=場所が明るい、うるさくない
心理的安全性がある=安心できるものがある
程よい粒度のタスクがある=眼の前に遊べるものがある

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