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GWも勉強したい方向けに、よくオススメされる技術書をカテゴリ別にまとめてみた

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ChatGPT Image 2026年4月27日 17_06_46 (1) (1).png

はじめに

こんばんは、mirukyです。

GWは、まとまった学習時間を確保しやすい数少ないタイミングです。普段は業務や家事で後回しになりがちな基礎の穴埋めや、気になっていた分野の入門学習に、本腰を入れやすい期間でもあります。

この記事では、よくおすすめされる技術書をカテゴリ別にまとめます。もちろん全部読む必要はなくて、これ有名だよね、読んでみようか的なリストとして使っていただければ、幸いです。

Qiitaの皆さんからすれば読んだことのある本ばかりかもしれませんが、ご了承ください。

自分も勉強中の身なので、今回のGWは毎日10時間目標で勉強しようと思っています、笑

目次

  1. プログラミング言語入門(Python)
  2. プログラマの土台・職業観
  3. 設計・アーキテクチャ
  4. データベース
  5. Web・ネットワーク
  6. コンテナ・オーケストレーション
  7. クラウド & IaC
  8. セキュリティ
  9. 番外編、AIエージェントの作り方

1. プログラミング言語入門(Python)

1-1. スッキリわかるPython入門 第2版

スッキリわかるPython入門 第2版

Pythonを最初の1言語として学ぶなら、かなり安心して薦めやすい入門書です。文法を一気に詰め込むのではなく、短い説明、例題、確認問題の流れで進むため、初学者が「読んだだけで終わる」状態になりにくい構成です。オンライン実行環境(dokopy)に触れながら進められるので、環境構築でつまずきやすい人にも向いています。GWに最初の一冊として読むなら、まず候補に入れたい本です。かなり初心者向けの内容にはなっています。

1-2. VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード

VTuberサプーが教える! Python 初心者のコード/プロのコード

「Pythonの文法は一通り触ったけれど、良い書き方がまだわからない」という段階で読みたい本です。初心者が書きがちなコードと、少し慣れた人が書くコードを比較しながら進むため、単なる文法暗記ではなく、実務に近い読みやすさや保守しやすさに目が向くようになります。動画でサプーさんを知っている人は、書籍でも同じテンポで学びやすいはずです。自分はサプーさんは元々存じ上げていたのですが、あまり関係なくジャケットのビジュアルが好みだったので買いました、笑。

2. プログラマの土台・職業観

2-1. プリンシプル オブ プログラミング

プリンシプル オブ プログラミング

KISS、DRY、YAGNI、凝集度、結合度など、現場で何度も聞く原則を一冊で引ける本です。分厚い思想書というより、設計やレビューの場で使う「共通語彙の辞書」に近い読み味があります。新人のうちに読むとコードレビューの指摘が理解しやすくなり、中堅になってから読むと自分の判断を言語化しやすくなるそうです。ちなみに、1周しましたがかなり読みやすく、そんなに厚さも無いので数時間で読めると思います。

2-2. 達人プログラマー 熟達に向けたあなたの旅 第2版

達人プログラマー 熟達に向けたあなたの旅 第2版

技術書というより、プログラマーとしてどう仕事に向き合うかを鍛える本です。割れ窓理論、曳光弾、契約による設計など、名前だけは知っている概念の意味が、実務の場面と結びついて理解できます。多方面でオススメされており、つよつよエンジニア特有のノリみたいなものについていけるようになるという、教養的な側面も持った素晴らしい本です。

2-3. リーダブルコード

リーダブルコード

読みやすいコードの基本を、短く、具体的に、実例ベースで学べる超定番です。命名、コメント、制御フロー、変数の扱いなど、すぐにコードへ反映できる話が多く、読んだ翌日から実践に移せます。特にチーム開発では「なんとなく読みにくい」を言語化できるようになる点が大きいです。厚すぎないので、GW中に1日で読み切って、自分の過去コードを見直す流れにも向いていると思っています。

3. 設計・アーキテクチャ

3-1. 改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

改訂新版 良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門

設計を抽象論として読むのが苦手な人に、とても相性が良い本です。悪いコードの例を見せたうえで、どこが悪いのか、どう直すのかを段階的に説明してくれるため、設計の必要性が腹落ちしやすいです。クラス設計、責務分割、値オブジェクト、条件分岐の整理など、日々のコードレビューでそのまま使える観点が多いのも強みだと思います。

3-2. ソフトウェアアーキテクチャの基礎 第2版

ソフトウェアアーキテクチャの基礎 第2版

アーキテクチャを「雰囲気」ではなく、特性とセットで考えるための本です。レイヤード、モジュラーモノリス、イベント駆動、マイクロサービスなど、よく聞くアーキテクチャスタイルを、可用性、変更容易性、運用性、コストなどの観点から比較できます。第2版では生成AIやチームトポロジーに関わる話題も入り、現代の設計判断に近づいています。設計の選定理由を説明できるようになりたい人に向いています。個人的には結構読み応えがありました、流石オライリーですね。

3-3. ドメイン駆動設計をはじめよう

ドメイン駆動設計をはじめよう

おさるさんが表紙の書籍です。
DDDに興味はあるけれど、いきなり古典を読むのは重い、という人に向いた現代的な入門書です。戦略的設計から戦術的設計までを、事業とソフトウェアをどう結びつけるかという視点で整理しています。境界づけられたコンテキスト、ユビキタス言語、集約などの概念が、マイクロサービスやイベントソーシングの話題ともつながって理解できます。DDDに再挑戦したい人にもおすすめしやすい一冊です。

4. データベース

4-1. 達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

達人に学ぶDB設計徹底指南書 第2版

過去記事でも紹介しました。
RDBの設計を「テーブルの作り方」ではなく「データの持ち方の哲学」として学べる一冊です。第1正規化から第3正規化・ボイスコッド正規形まで正規化理論をきちんと押さえつつ、どの正規形まで崩してよいか、なぜ非正規化が必要になるかという実務判断まで踏み込んでいます。キーレスエントリ、ダブルミーニング、配列型カラムなど、正規化が崩れた設計がなぜ将来の変更コストを爆発させるのかを具体的なテーブル例で追えるので、「データの持ち方を決める」立場になった人には特に刺さると思います。ER図の読み書きやインデックス設計の章もあるので、設計の一連の流れをおさらいするのにも向いています。

4-2. SQLアンチパターン 第2版

SQLアンチパターン 第2版

SQLやテーブル設計の「よくある失敗」を、症状、原因、解決策の流れで学べる本です。ジェイウォーク、EAV、IDリクワイアドなど、名前を知っておくと設計レビューで会話しやすくなるアンチパターンが多く登場します。達人DBが設計の基本姿勢を鍛える本だとすると、こちらは失敗パターンを体系的に避けるための本です。既存システムの複雑怪奇なDBと向き合う人にも、参考になるのではないでしょうか。

5. Web・ネットワーク

5-1. Webを支える技術

Webを支える技術

URI、HTTP、REST、HTMLを、単なる仕様暗記ではなく「Webの設計思想」として学べる本です。フレームワークを使っているだけでは見えにくい、リソース指向やHTTPメソッドの意味がつながって理解できます。API設計で悩む人、RESTという言葉をなんとなく使っている人には特におすすめです。古い本なので技術スタックとして昔のものも入っていますが、Webの基礎体力を作るという意味では今でも十分に読む価値があります。全然むずかしく無く、初心者の方でも気軽に読めるのも素晴らしい点です。

5-2. ネットワークはなぜつながるのか 第2版

ネットワークはなぜつながるのか 第2版

ネットワークと言ったらこれ、っていうほど有名な一冊です。ブラウザにURLを入力してからレスポンスが返るまでを、アプリケーション、OS、NIC、ルータ、サーバまで縦に追いかける本です。ネットワークをプロトコルの一覧としてではなく、実際にデータが流れる物語として理解できます。DNS、TCP、IP、ルーティング、HTTPの関係が一気につながるため、Web開発者にもインフラ寄りの人にも効果的だと思います。題名も秀逸ですよね。

5-3. マスタリングTCP/IP 入門編 第6版

マスタリングTCP/IP 入門編 第6版

TCP/IPを横断的に学ぶための、これまた超定番です。ネットワークはなぜつながるのかが「通信の流れを追う本」だとすると、こちらはプロトコルスタック全体を整理するための教科書です。IPアドレス、ルーティング、TCP、UDP、DNS、セキュリティまで、基礎用語を体系的に押さえられます。資格学習にも実務の復習にも使いやすく、手元に置いて参照する本としても優秀です。

6. コンテナ・オーケストレーション

6-1. Docker実践ガイド 第3版

Docker実践ガイド 第3版

Dockerを「コマンドを打てる」状態から一段深く理解したい人向けの本です。コンテナの使い方だけでなく、イメージ、ネットワーク、ストレージ、Compose、本番運用に近い観点まで扱います。Dockerは便利な一方で、仕組みを知らないまま使うと、ボリュームやネットワーク、権限まわりでつまずきやすいです。GWに腰を据えて読むなら、手を動かしながら進めると理解がかなり定着します。先輩エンジニアが、これを読めばDockerに関してわからないことはほぼ無くなる、とおすすめしていました。

6-2. Kubernetes完全ガイド 第2版

Kubernetes完全ガイド 第2版

Kubernetesを体系的に学びたいときの鉄板です。Pod、Service、Ingress、ConfigMap、Secret、Deployment、StatefulSetなど、基本リソースの意味と使いどころを順番に押さえられます。Kubernetesは断片的に学ぶと用語の多さで迷子になりやすいので、最初に全体地図を持つことが大切です。Dockerをある程度触ったあと、次の段差を越えるための一冊としてかなり頼れます。

7. クラウド & IaC

7-1. AWS運用入門 改訂第2版

AWS運用入門 改訂第2版

AWSでシステムを作ったあとに必要になる、運用の観点をまとめて学べる本です。IAM、ログ、監視、バックアップ、セキュリティ統制、監査、コスト最適化など、構築後に問題となるテーマがきれいに整理されています。AWSはサービス単体の解説本が多い一方で、運用全体を横断して学べる本は貴重です。これからAWS案件に入る人だけでなく、すでに触っている人の棚卸しにも向いています。特に新人の方は最初の案件で運用・保守に携わることも多いと思いますので、そういう方には必読の一冊と言えます。

7-2. AWSクラウド設計完全ガイド

AWSクラウド設計完全ガイド

AWSサービスを単体で覚えるのではなく、要件からアーキテクチャを組み立てる流れを学べる本です。業務システムを前提に、実行基盤、データ連携、運用、セキュリティなどをどう選ぶかが整理されています。AWSの資格勉強でサービス名は覚えたけれど、設計判断に自信がない人に向いています。現場の設計書に近い読み方ができるので、クラウドアーキテクチャの思考過程を追いたい人におすすめです。自分はAWS全冠してすぐにこの本を読みました、実践的で非常に素晴らしい一冊だと思います。

7-3. Azureクラウド設計完全ガイド

Azureクラウド設計完全ガイド

Azure案件に入る前の全体把握に使いやすい一冊です。コンピューティング、ネットワーク、データ連携、開発、運用、AIアーキテクチャまで、サービス選定の観点を広く押さえられます。AWSを学んだあとにAzureへ広げる場合、対応するサービスを探すだけでなく、リソース管理、ID、ネットワーク、監視まわりの考え方の違いを理解する必要があります。この本は、AWSで身につけたクラウド設計の感覚をAzure側へ橋渡しする入口として向いています。自分はAzure側はまだ勉強中ですが、マルチクラウド人材を目指したい方にもオススメです。

7-4. 詳解 Terraform 第3版

詳解 Terraform 第3版

Terraformを「動くコード」から「保守できるIaC」に進めるための本です。HCLの書き方だけでなく、state、backend、module、secret、provider、test、チーム運用まで扱うため、実務で困るポイントに届きます。Terraformは最初のapplyまでは簡単ですが、環境分離やstate管理を雑にすると後からつらくなります。IaCを本番運用で使うなら、早めに読んでおきたい一冊です。オライリーの本なので読み応えありまくりですので、適宜休憩して読んでみてください。自分もこのGWで2周目読もうと思っています。

8. セキュリティ

8-1. 体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版

徳丸本(徳丸浩先生の本)ですね。先日のJAWS DAYSの講義、非常に面白く拝聴しました。
国内Webセキュリティの定番として、まず名前が挙がる本です。XSS、SQLインジェクション、CSRF、SSRF、認証、セッション管理など、Webアプリで避けて通れないテーマを、攻撃と防御の両面から学べます。単に「危ない」と覚えるのではなく、なぜその脆弱性が成立するのかを手を動かして理解できる点が強いです。Webアプリに関わるなら、どこかのタイミングで必ず読んでおきたい一冊です。PHPの初歩的な知識があればスイスイ読めます。

8-2. 暗号技術入門 第3版

暗号技術入門 第3版

暗号を数式だけでなく、物語と図で理解できる入門書です。共通鍵暗号、公開鍵暗号、ハッシュ、デジタル署名、証明書、PKI、TLSなど、セキュリティの土台になる概念を丁寧に説明しています。Web開発でもクラウドでも、暗号を完全に避けることはできません。TLSや署名を雰囲気で使っている状態から抜け出したい人に、非常におすすめしやすい本です。

8-3. ゼロトラストネットワーク 第2版

ゼロトラストネットワーク 第2版

少し前のバズワード「ゼロトラスト」に関する書籍です。従来の境界防御だけでは守れない前提で、認証、認可、デバイス、ネットワーク、監査をどう設計するかを学べる本です。ゼロトラストという言葉はマーケティング的にも使われがちですが、この本ではアーキテクチャとして何を変えるべきかが見えます。クラウド、SaaS、リモートワーク、マイクロサービスが当たり前になった環境では、境界の内側を無条件に信頼する設計は成立しにくくなっています。セキュリティを実装だけでなく設計思想として捉え直したい人に向いています。

9. 番外編、AIエージェントの作り方

9-1. AIエージェント開発 / 運用入門 [生成AI深掘りガイド]

AIエージェント開発 / 運用入門

みなさんお馴染みの、みのるんさんが著者の一人を務める書籍です。LangGraphやMCPを使ったAIエージェントの開発から、LLMOpsによる運用まで、一冊で一気通貫に学べる本です。自分はAWS上でAIエージェントを構築する時に、この本に出会い、大変お世話になりました。各所で絶賛されているので今更私が言うまでもないですが、ぜひ読んでみてください!

おわりに

ここまでお読みいただきありがとうございます。

自分は今まで上げた大体の本をまだ1周しか読めていないので、このGWで2周目を読みつつ、新しい本にも手を出そうと思っています。せっかくの休みでもあるので、適宜アニメでも見て休憩しつつ、一緒に勉強がんばりましょう!

ではまた、お会いしましょう。

参考リンク

書籍情報

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