#attention
ドはまりしたので備忘録として掲載しています。
#対象者
・SQLServer未導入(未インストール)で、今後Microsoft SQL Server Integration Services (SSIS)を使用する予定の方
・SQLServer導入済みでSSISインストールしていない方←ここでハマった
#前提
2019/07/11 時点の情報です。
###環境
・Windows 10 Home
・64ビット、X64
※SQLServer導入に際し、必要なハードウェアおよびソフトウェアはこちらをご覧ください。
#手順
####1.SQLServerのダウンロード
・Express Edition には SSIS は含まれませんのでご注意を。
・既導入者は、SQLServer2017-SSEI-Dev.exeが存在する場合、この手順は不要です。
####2.SQLServer2017-SSEI-Dev.exeファイルの実行
・SQLServer2017-SSEI-Dev.exeファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択する。
####3.インストールの種類を選択
・SQLServer 2017 Developer Editionにて、インストールの種類「カスタム」を選択する。
####4.SQLServerメディアをダウンロードする対象の場所の指定
・「インストール」を押下する。
特にこだわりがない場合、デフォルトのままでOK。
####5.インストールセンターにて機能を追加
・インストール完了後、SQLServerインストールセンターが自動で開くので、[インストール]項目内「SQL Serverの新規スタンドアロンインストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加」を選択する。
####6.インストール ルールの確認
・状態が失敗となっていないことを確認し、「次へ」ボタンを押下する。
####7.インストールの種類の選択
新規導入者の場合:「SQL Server 2017の新規インストールを実行する」を選択する。
既導入者の場合:「既存のSQL Server 2017インスタンスに機能を追加する」を選択する。
####8.機能の選択を実施
・Integration Servicesのチェックボックスへチェックを入れ、「次へ」を押下する。
※下画面の様にIntegration Servicesがチェックありのグレーアウトの場合、Integration Servicesはインストール済みです。
※選択した機能により、ここから手順が増えます。
今回はIntegration Servicesのみ選択した場合を仮定し、作成しております。
####9.サーバーの構成の確認
こだわりがない場合、デフォルトのままでOK。
・「次へ」を押下する。
####10.インストールの実施
・インストールする機能の最終チェックをし、問題なければ「インストール」を押下する。
インストールが完了するのを待つ。
####fin.
#おわりに
Microsoftの公式手順は分岐が多くて私には難易度高めでした。
また、"既に導入済みの場合も同じ手順"という記載が見つけられず、かなり苦戦していました。
同じような方のお役に立てれば幸いです。
####SQL Server Management Studio (SSMS) について
SSMS(SQL Server Management Studio) は、SQL Server や Azure SQL Database の SQL インフラストラクチャを管理するための統合環境です。 byウィキペディア
◆SSMS 18.1(GA版) のダウンロードはこちらからどうぞ。
####SQL Server Data Tools (SSDT) について
SSISを実際に使用する場合、SSDTが不可欠となります。
今まではSSDTを個別にダウンロードし、SSDTを実行することによりSSISを使用していましたが、Visual Studio 2019 以降、 Visual Studio ワークロード内[データの保存と処理] をインストールだけでSSDTの個別ダウンロードが不要となる仕様となりました。
手順は「Visual Studio 2019 のインストールと SSISプロジェクト の作成方法」よりご確認ください。