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nodeのDockerイメージのタグについているalpineとかslimが意味するもの

Last updated at Posted at 2023-02-03

概要

  • nodeのDockerイメージのタグ名についているalpineとslimが意味する物を知らなかったのでまとめてみる。

node: バージョン名のタグ

  • このイメージが最も一般的なイメージらしい。「迷ったらこれ使っとけば万事オッケー」的なことが公式にも書いてあった。
  • 「迷ったらバージョン名だけのイメージを選択する」は鉄則っぽい。

node: バージョン名-bullseyeもしくはnode: バージョン名-busterのタグ

  • bullseyeやbusterはDevian(Unix系ディストリビューションを作成しているプロジェクト)がリリースしているDebian GNU/Linuxディストリビューションのバージョンと紐づくスイーツコード(開発コードネーム)らしい。イメージがどのDebian GNU/Linuxディストリビューションをもとに作られているかがわかる。
  • node: バージョン名-bullseyeはDebian 11.0(bullseye)をもとにしている。
  • node: バージョン名-busterはDebian 10.0(buster)をもとにしている。
  • イメージに別途、パッケージをインストールして使いたい場合、この辺を使えばわざわざインストールしなくてもDebian GNU/Linuxのディストリビューションに入っているから手間が省ける。
  • ちなみに余談だがDebian GNU/Linuxの開発コードネームはトイ・ストーリーの登場キャラクターから取っているらしい。(不安定番には無印トイ・ストーリーのおもちゃを壊す子供のシドになぞらえてsidとつけるらしい。)

node: バージョン名-alpineのタグ

  •  Alpine Linuxをもとに作られているイメージらしい。
  •  超軽量、イメージサイズを小さくしたいならこのイメージを選択する。
  •  超軽量が故に、入っていないパッケージもあるのでDockerfileで自分でカスタムすることが基本必須となる。
  •  Dockerfileへの記載方法が分からない人は下記を読んでalpineのDockerイメージの説明を参考にすると良いらしい。

node: バージョン名-slim

  • nodeの事項に必要な最低限のパッケージのみしか入っていない。
  • よっぽどの理由(容量的問題)などが無い限りあまり選ばない。

謝辞

  • 本内容は同僚の方が教えてくださった知見です。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます!

参考文献

上記の「Image Variants」に記載

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