概要
StripeのConnectにて、Custom子アカウントの残高からプラットフォームの残高に資金を移動する方法を簡単にまとめる。
前提
Stripeのドキュメントでは「連結アカウント」と言われるがStripe日本語サポート窓口の皆さんは「子アカウント」と呼ぶのでこの記事では「子アカウント」を使って説明している。
方法は2種類
資金の移動方法は主に2種類存在する。
2種類あるがどちらをとっても最終的に資金が移動することは変わりない。(Stripe内部で生成されるオブジェクトも一緒で、子アカウント側でTransferが作成され、プラットフォームアカウント側でPaymentが作成される。)
どっちを使っても移動資金の1.5%の手数料が発生する。→アカウントからの引き落とし手数料
子アカウントに請求する
移動時に指定する値
- 金額
- 通過種別
- 資金移動元の子アカウントのID
「どの子アカウントに資金額を請求するか」を指定するイメージである。
子アカウントから送金する
- 金額
- 通過種別
- プラットフォームアカウントのID
- 資金移動元の子アカウントのID
「どの子アカウントの資金から、プラットフォームアカウントに資金を転送するか」を指定するイメージである。
公式ドキュメントがおすすめする使い分け
- プラットフォームの製品またはサービスの対価を得る場合 → 子アカウントに請求する
- 資金の回収や他の調整する場合 → 子アカウントから送金する