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Discord.js v14 botの作り方【基礎・動作確認編】 (2024/5/21現在)

Last updated at Posted at 2024-05-21

Discord.js とは

Discord.js (以下d.js) とは、discordのbotを開発するときに使用するパッケージの1つです。
同様に、Discord.pyというものがあります。これはpythonで開発する場合のパッケージになります。
詳しくはこちらをごらんください!

今回の目標

実際にbotを起動し、チャンネルにメッセージを送信してみることが目標です!
そんなにたくさんやることはありませんが、難しいので頑張ってついてきてください!

Botの情報をあつめる

Botを起動・動作させるうえで、botを操作させるための情報がいくつか必要になります。

手順 説明 備考
1 Discord Developer Portalにアクセスし、自分が作っているbotを選択します。 image.png
2 左のメニューバーの「Bot」を選択します。 image.png
3 少ししたにスクロールすると、5つのボタンがあるので、上から2番目以外のものすべてをonにしてください。 image.png
4 そしたら上の方に戻り、青い「Reset Token」をクリックします。 image.png
5 tokenをリセットしますか?と聞かれるので、「Yes do it!」ボタンを押してください。 image.png
6 するとtokenを生成できるので、「Copy」を押してtokenをコピーします。 image.png
7 discordに戻り、tokenをメモとして送信します。その際に忠告が入りますが、このサーバーには誰もいないので安心して送信してください。 image.png

これでbotを起動するのに最低限の情報が手に入りました!

Botを起動する

コードを記述する

今回はVSCodeのインストールは省きますので、VSCodeのインストールは自分で調べてください(-_-;)

手順 説明 備考
1 VSCodeを起動し、ワークスペースを指定します。 image.png
2 エクスプローラーのところにある、ファイル作成を押してconfig.jsonを作成します。 image.png
3 config.jsonの中身を*1のようにします。 image.png
4 index.jsの中身を*2のようにします。 image.png
5 cmdまたはターミナルを開きます。(以下ターミナル) image.png
6 botのワークスペースがあるフォルダのパスをコピーします。
Windows: Ctrl + Shift + C
Mac: Option + Command + C
image.png
7 ターミナルにcd [ファイルのパス]と入力し、Enterで実行します。[ファイルのパス]には、手順6でコピーしたファイルのパスを貼り付けてください。 image.png
8 ターミナルにnode index.jsと入力し、Enterを押します。[bot名]で起動しました!と出力されていれば成功です。 image.png

これでbotが起動できました!

コード↓

*1 ↓↓↓

config.json
{
    "token": "MTI0MjM0NDEwMzI1MzkwMTQzNA.GjrAut.BmLp956ar2q1okF5np320rjpB1gfmBA377dYYU"
}

*2 ↓↓↓

index.js
const { Client, GatewayIntentBits } = require('discord.js');
const { token } = require('./config.json');
const client = new Client({
    intents: [
        GatewayIntentBits.Guilds,
        GatewayIntentBits.GuildMessages,
        GatewayIntentBits.MessageContent
    ]
});

client.once('ready', async() => {
    console.log(`${client.user.tag}で起動しました!`);
});

client.on('messageCreate', async (message) => {
    if (message.author.bot || message.webhookId) return;
    await message.reply(message.content);
});

client.login(token);

動作確認

discordを開いて、テキストチャンネルに適当なメッセージを送信してみてください。
このように、言われた言葉がオウムがえしされているようになっています!
image.png
オウムがえしされていたら成功です!

エラーを履いている場合は、以下のことを試してみてください。

  • コードに脱字やペーストミスがないか確認する。
  • コマンドに誤字脱字が内かを確認する。
  • コピーしたファイルのパスが正しいかどうか確認する。
  • discordのbotがサーバーに入っていることを確認する。
  • nodeを動かす環境構築がされていることを確認する。

終わりに

今回は動作確認をメインにやりました!
ついて来れましたかね...?

次回からはメッセージイベントなど、より実践的な内容をやっていきます!
メッセージ編はこちら

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