Discord.js とは
Discord.js (以下d.js) とは、discordのbotを開発するときに使用するパッケージの1つです。
同様に、Discord.pyというものがあります。これはpythonで開発する場合のパッケージになります。
詳しくはこちらをごらんください!
今回の目標
実際にbotを起動し、チャンネルにメッセージを送信してみることが目標です!
そんなにたくさんやることはありませんが、難しいので頑張ってついてきてください!
Botの情報をあつめる
Botを起動・動作させるうえで、botを操作させるための情報がいくつか必要になります。
手順 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
1 | Discord Developer Portalにアクセスし、自分が作っているbotを選択します。 | |
2 | 左のメニューバーの「Bot」を選択します。 | |
3 | 少ししたにスクロールすると、5つのボタンがあるので、上から2番目以外のものすべてをonにしてください。 | |
4 | そしたら上の方に戻り、青い「Reset Token」をクリックします。 | |
5 | tokenをリセットしますか?と聞かれるので、「Yes do it!」ボタンを押してください。 | |
6 | するとtokenを生成できるので、「Copy」を押してtokenをコピーします。 | |
7 | discordに戻り、tokenをメモとして送信します。その際に忠告が入りますが、このサーバーには誰もいないので安心して送信してください。 |
これでbotを起動するのに最低限の情報が手に入りました!
Botを起動する
コードを記述する
今回はVSCodeのインストールは省きますので、VSCodeのインストールは自分で調べてください(-_-;)
これでbotが起動できました!
コード↓
*1 ↓↓↓
config.json
{
"token": "MTI0MjM0NDEwMzI1MzkwMTQzNA.GjrAut.BmLp956ar2q1okF5np320rjpB1gfmBA377dYYU"
}
*2 ↓↓↓
index.js
const { Client, GatewayIntentBits } = require('discord.js');
const { token } = require('./config.json');
const client = new Client({
intents: [
GatewayIntentBits.Guilds,
GatewayIntentBits.GuildMessages,
GatewayIntentBits.MessageContent
]
});
client.once('ready', async() => {
console.log(`${client.user.tag}で起動しました!`);
});
client.on('messageCreate', async (message) => {
if (message.author.bot || message.webhookId) return;
await message.reply(message.content);
});
client.login(token);
動作確認
discordを開いて、テキストチャンネル
に適当なメッセージを送信してみてください。
このように、言われた言葉がオウムがえしされているようになっています!
オウムがえしされていたら成功です!
エラーを履いている場合は、以下のことを試してみてください。
- コードに脱字やペーストミスがないか確認する。
- コマンドに誤字脱字が内かを確認する。
- コピーしたファイルのパスが正しいかどうか確認する。
- discordのbotがサーバーに入っていることを確認する。
- nodeを動かす環境構築がされていることを確認する。
終わりに
今回は動作確認をメインにやりました!
ついて来れましたかね...?
次回からはメッセージイベントなど、より実践的な内容をやっていきます!
メッセージ編はこちら