背景
- Intune & Jamf学習用に中古のMacを2台手に入れたので、ライセンスの付け替えが柔軟かを試したい。
- ついでにPro版とStandard版の違いについても振り返る。
手順
- コントロールセンターを開いて「アカウントおよびサブスクリプション」を選択する。
- 各VMウインドウではこのメニューがでないので注意。
- 「マイサブスクリプション」ウインドウが開き、右上のメールアドレスのアカウントに紐づいた現在のサブスク状態が表示される。
- 上のApp Store版のほうは14日の試用期間で利用したライセンスとなります。
- ヨドバシで買ったPro Editionのライセンスが表示されていることを確認する。
- 右下の「アクティベート」をクリックする。
- 「このMacでアクティブ化」をクリックする。
Pro版だと何ができるの
- こちらとこちらが分かりやすいのでご覧下さい。
- 1VMにつき4vCPU、8GBメモリという制約がなくなります。
- 体感的にも6vCPU以上にすると明らかにヌルサクになりました。GPUも早くなったような(気のせい?)
- 限界の8vCPUに設定すると、警告がでますが大きな問題は出ていません。
- 1VMでMac Miniのポテンシャルを使い切りたいのであれば、Proのサブスクで毎年更新する必要があるということですね。
ただしコスト増
- Proは1年更新のサブスク契約オンリーとなります。
- My Parallelsで現在のライセンス状態が確認できます。
- 自動更新設定もできますが、ヨドバシで新規1年だと9000円程度なのに対し継続だと12900円(税込み)になってしまうようです。
- 毎年新規購入してライセンスをつけかえる工数と比較して、社内の経理部と相談して決めるのがいいと思います。
- 量販店での新規購入はメールでシリアル番号が送付されるわけではなく物理パッケージが届くので、そのあたりの手間も考慮しましょう。
逆に買い切り版でいい場合
- 複数VMで同時に使うような用途であれば、4vCPU制限があってもいいと思うので、買い切り版がオトクだと思います。3~4年使えると思います。
- 以前のエントリにも書いたようなサーバーとして使うなら買い切りにして、VMごとの細かいネットワーク管理はUnifi Gatewayなどのルーター側で行うのがいいと思います。
App Store版はあまりメリットなし
- MacのApp Store版は内容はStandardと同じです。しかも買い切りではなくサブスク版。
- メリットとしては14日のトライアル期間があるので、お試しをした後は無効化して、買い切りかProのサブスクに移行するのが妥当です。