Auroraは「MySQL/PostgreSQLの顔をした化け物スペックRDB」 🐉
Auroraは「互換性を保ったまま化ける」DB
AuroraはMySQL/PostgreSQL互換のリレーショナルDB。
見た目も使い方も普通のRDBなのに、
中身は高スループット・フルマネージド(スケーリング、バックアップ、OSメンテまで自動)というギャップがある。
「互換性はそのまま、中身だけ別次元」というのが、
Auroraの一番の売りだと感じた。
特徴①:DBインスタンスとストレージが別居している
Auroraの構造で一番面白かったのがここ。
DBインスタンスとストレージが分離しているため、
インスタンスだけを必要に応じて増減できる。
- 最大15台までレプリケーション可能
普通のRDBだと「インスタンス=データの入れ物」というイメージだが、
Auroraは**「住居(インスタンス)」と「土地の権利書(ストレージ)」が別管理**という感覚に近い。
特徴②:勝手に壊れて、勝手に直る
- デフォルトで3つのAZにデータコピーを作成(クラスターボリューム)
- クラスター内で互いを監視し合い、破損を自動検出→自動修復
誰も見ていないところで、DB同士が「お前調子悪くない?」と点検し合っている感じ。勝手に治るという安心感がすごい。
障害耐久性を人間がハラハラ見張らなくていい、というのがAuroraらしさ。
Redshiftとの比較で見えてくる住み分け
同じ「データを扱うAWSサービス」でも、目的がまるで違う。
| 項目 | Redshift | Aurora |
|---|---|---|
| 用途 | データウェアハウス | Webアプリケーション |
| DBタイプ | カラムナ型 | MySQL/PostgreSQL互換 |
| スケーリング | 自動 | 自動 |
| レプリケーション | マルチAZ非推奨(クロスリージョンDR) | マルチAZ自動 |
| コスト | 高 | 低〜中 |
| マネージド範囲 | パッチ適用・バックアップ | パッチ適用・バックアップ・マルチAZ・フェイルオーバー |
「分析のRedshift、実運用のAurora」とざっくり覚えると迷いにくい。
名前の響きが似ていないのに、なぜか毎回セットで比較される二人。
複製にも「性格」がある
同じ「コピーを作る」でも、目的によって呼び方も挙動も変わる。
- スナップショット:数分で復旧できる時点バックアップ
- バックアップ:定期アーカイブ
- クローン:即時復旧・検証用の複製体
- レプリカ:リアルタイム同期のホットスタンバイ
「同じ複製でも、速さ重視か、記録重視かで別モノになる」というのがしっくりきたポイント。
まとめメモ ✍️
- Auroraは互換性はそのまま、中身だけ別次元な高性能RDB
- インスタンスとストレージの分離で柔軟にスケール
- 障害は勝手に検出して勝手に直る設計
- Redshiftとは「分析用」か「実運用用」かで住み分け
- 複製の種類は「速さ」か「記録」かで使い分ける
普通のRDBだと思って触り始めたら、
思ったよりだいぶ豪華な作りだった、というのが今回の感想。