はじめに
PythonのWebアプリフレームワークとして有名なDjangoとFlask。
OSS Insightを使って、その使用状況を比較してみます。
OSS Insightとは
- OSSの動向を分析し可視化してくれる、PingCAP社謹製のインサイトツール
- OSSプロジェクトを分析/比較し、様々な視点から洞察を見つけてくれる
- GitHubリポジトリのカスタム分析ツールとしても使える
※ PingCAP社の記事を参照: OSS Insightとは?
Djangoとは、Flaskとは
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Django
- フルスペック(ユーザ管理機能など内容)の、Webアプリケーションフレームワーク
- 中大規模の開発向け? エンタープライズ用?
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Flask
- 必要最低限の機能を揃えている、軽量Webアプリケーションフレームワーク
- 小規模の開発向け? 個人学習用?
OSS Insightから見るDjangoとFlask
- DjangoとFlaskのプロジェクト比較結果は以下を参照
https://ossinsight.io/analyze/django/django?vs=pallets%2Fflask
人気度比較
Starsからは、両者ともに人気があるように感じますが、
Djangoのほうが、Commitsが圧倒的に多く、Issuesが少ない。
Pull Requestランキング
Djangoが圧倒的に多い。
コミュニティアクティビティが活発に行われ、
コードメンテナンスが継続的に行われている証拠でもあります。
企業別Pull Requestランキング
DjangoもFlaskも、コードのメンテナンスには、
企業規模問わず、幅広く貢献されているようです。
おわりに
OSS Insightサービスを使って、DjangoとFlaskプロジェクトの最新状況を確認しました。
特に結論は出ませんが、いろんな側面から両者の最新動向を把握できたきがしました。