はじめに
Elasticsearchクラスタ検証のため、Hyper-Vで仮想マシン3台を用意します。
※ WSL2は、全てのインスタンスでネットワークインターフェースを共有し、
ディストリビューション別IPアドレスを設定できないため、使用できず。
今回の目標
Hyper-Vに、AlmaLinuxの仮想サーバー3台を構築します。
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仮想マシン名: AlmaLinux8-1
- ホスト名: node1
- IPアドレス: 172.17.80.11
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仮想マシン名: AlmaLinux8-2
- ホスト名: node2
- IPアドレス: 172.17.80.12
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仮想マシン名: AlmaLinux8-3
- ホスト名: node3
- IPアドレス: 172.17.80.13
AlmaLinuxインストールISOイメージファイルをダウンロード
- AlmaLinux-8.6のISOファイルをダウンロード(サイズは11GB)
https://repo.almalinux.org/almalinux/8/isos/x86_64/AlmaLinux-8.6-x86_64-dvd.iso
Hyper-Vを起動し、仮想マシン作成
- Windowsキーをクリックし、Hyper-Vと入力
-
Hyper-V マネージャー
が表示されるので選択
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- Hyper-Vマネージャーのメニューから、操作/新規/仮想マシンを選択し、次へ
- 名前に、
AlmaLinux8-1
を入力、次へ - 第 2 世代を選択し、次へ
- 起動メモリに、
2048 MB
、動的メモリ使用
チェックを外して、次へ - 接続で、
Default Switch
を選択し、次へ -
仮想ハードディスクを作成する
を選択し、サイズ 80GB
を指定し、次へ -
ブートイメージファイルからオペレーティングシステムをインストールする
を選択し、次へ - ダウンロードした、AlmaLinuxのISOファイルを選択
仮想マシンの設定変更
- 仮想マシン
AlmaLinux8-1
を右クリックし、設定を選択 - セキュリティで、
セキュリティブートを有効にする
のチェックを外す - プロセッサで、仮想プロセッサの数を2に変更
仮想マシンを起動
- 仮想マシン
AlmaLinux8-1
を右クリックし、接続を選択 - 起動をクリックし、
Install AlmaLinux 8.6
を選択 - 日本語を選択
- rootパスワードを設定
- 新規ユーザーを作成
- 必要に応じて、
管理者権限を付与する
にチェックを入れる
- 必要に応じて、
- ネットワークとホスト名を選択
- 左下のホスト名に
node1
を入力し、適用 - 右下の設定を選択
- IPv4設定タブを選択、以下入力し保存
- メソッドを手動に
- IPアドレス: 172.17.80.11
- ネットマスク: 255.255.255.0
- ゲートウェイ: 172.17.80.1
- DNSサーバー: 8.8.8.8
- IPv4設定タブを選択、以下入力し保存
- 右上のEthernet(eth0)をオンに切り替える
- 左上の完了をクリック
- 左下のホスト名に
- インストール先を選択
- そのまま完了
- インストールの開始
- 終わったら再起動
- ライセンス契約に同意し、設定の完了
- 作成したユーザーでサインイン
OSアップデートを実施
- 左上のアクティビティをクリックし、端末を選択
$ su -
# hostname
node1
# hostname -I
172.17.80.11
# dnf update -y
/etc/hosts
に、ホスト名を追加
172.17.80.11 node1
172.17.80.12 node2
172.17.80.13 node3
同じ手順で、さらに仮想マシン2台作成
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ホスト名: node2
- IPアドレス: 172.17.80.12
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ホスト名: node3
- IPアドレス: 172.17.80.13
疎通確認
node1サーバーから、node2とnode3にpingテスト
# ping node2
# ping node3
おわりに
Elasticsearchクラスタ検証用に、AlmaLinux仮想マシン3台構築しました。
次回も続きます。お楽しみに。