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AWS公式資料で挑むSCS認定(6)-IAM(続き)

Last updated at Posted at 2022-02-26

[前回] AWS公式資料で挑むSCS認定(5)-IAM

はじめに

「やっぷ、やっぷーー」カーリング女子がくれた感動と余韻が今なお。
「やって、やってーー」一日勉強サボった自分への叱咤激励に聞こえたりします。

今回はVPC勉強予定でしたが、IAM続行に変更します、申し訳ありません。
前回のIAMに対し名人からご指摘頂き、本質を掴めていないことに気付きましたので。

IAMの重要事項

以下、基本をしっかりと理解しておきます。
詳細はAWSユーザーガイドで確認しました。

「IAMユーザー」と広義の「ユーザー」は別物

  • 「IAMユーザー」はAWS内部のIDで、「AWS外部のユーザー」がAWSとやり取りするためのサービスアカウント
  • ユーザーだけでなくアプリケーションも表す
  • IAMユーザーの実体は「名前と認証情報」で構成される

※ 同じく、「IAMロール」(AWS内部のID)と広義の「ロール」(AWS外部の職務など表すロール)も区別が必要

AssumeRoleとPassRoleの違い

IAMロールの理解が曖昧でしたので、前回のおさらいから
image.png

  • IAMロールとは

    • 一時アクセス権をユーザー・アプリ・サービスに付与する
    • 魔法のヘルメットで、一般人にかぶせたら一時的に秘密基地に入れる
    • ユーザーのみならず、アプリやEC2などのサービスにもかぶせ、リソースへのアクセス許可を与える
  • AssumeRole

    • アクションの一種
    • ユーザーやサービスがIAMロールを引き受け、リソースへアクセス許可される
    • 自己解釈: ヘルメットをかぶる行為
  • PassRole

    • 権限(アクセス許可)の一種
    • IAMロールを渡す側に必要な権限
    • 自己解釈: 秘密基地責任者が持つ、ヘルメットかぶせられる権限

アクセスレベルの種類

ポリシーに記載されるアクションのアクセス許可は、レベル分けされている。

  • リスト(List)
  • 読み込み(Read)
  • 書き込み(Write)
  • アクセス権限管理(Permissions management)

アクセスコントロール(制御)の種類

アクセス制御には、ロールベースと属性ベース、2種類ある。

  • ロールベースのアクセル制御(RBAC)

    • (AWS外部の)ユーザーやロールの職務機能に基づいて定義したアクセス許可
    • IAMで従来から使用される認証モデルで、IAM管理ポリシーなどが含まれる
  • 属性ベースのアクセス制御(ABAC)

アクセスアドバイザー

  • IAMエンティティ(IAMユーザー、グループ、ロール)が最後にAWSサービスにアクセスした日付を表示
  • IAMの各種設定が最小権限の原則に則しているか確認できる
    • IAMポリシー内で未使用または最近使用されていないアクセス許可を識別
    • 未使用のサービスに関するアクセス許可を削除
    • 類似の使用パターンを持つユーザーをグループに再編成

クイズでリラックス

いきなりですが、クイズです。
IAM エンティティの代表的なクォータ(制限値)についてお答えください。

リソース クォータ
IAM ユーザーに割り当てられるアクセスキー ?
AWS アカウント ルートユーザーに割り当てられたアクセスキー ?
AWS アカウントの別名 ?
IAM ユーザーがメンバーになれるグループ ?
グループの IAM ユーザー数 ?
IAM SAML プロバイダーのオブジェクトに関連付けられる ID プロバイダー (IdP) ?
SAML プロバイダーあたりのキー数 ?
IAM ユーザーのログインプロファイル ?
IAM グループにアタッチされた管理ポリシー ?
AWS アカウントごとの OpenId Connect ID プロバイダー ?
IAM ユーザーのアクセス許可の境界 ?
IAM ロールのアクセス許可の境界 ?
IAM ユーザーが使用中の MFA デバイス ?
AWS アカウント ルートユーザーで使用中の MFA デバイス ?
インスタンスプロファイルのロール ?
AWS アカウントの SAML プロバイダー ?
IAM ユーザーに割り当てられる署名用証明書 ?
IAM ユーザーに割り当てられた SSH パブリックキー ?
カスタマー管理ポリシーにアタッチできるタグ ?
インスタンスプロファイルにアタッチできるタグ ?
OpenID 接続 (OIDC) ID プロバイダーにアタッチできるタグ ?
IAM ロールにアタッチできるタグ ?
SAML ID プロバイダーにアタッチできるタグ ?
サーバー証明書にアタッチできるタグ ?
IAM ユーザーにアタッチできるタグ ?
仮想 MFA デバイスにアタッチできるタグ ?
AWS アカウントのユーザー ?
格納できる管理ポリシーのバージョン ?

正解はIAM エンティティのクォータに載っています。

おわりに

IAMの重要事項をピックアップし再理解しました。
机上だけでなく、AWSユーザーガイドのチュートリアルを実践することで、
理解がさらに深まる気がします。
次回こそVPCです、お楽しみに。

[次回] AWS公式資料で挑むSCS認定(7)-VPC

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