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ESP32-DevKitC-32D(ESP-WROOM-32D開発ボード)をGroveセンサーに直結する

Last updated at Posted at 2019-10-20

ESP32-DevKitC-32D(ESP-WROOM-32D開発ボード)を、シールドを介さず、直接Groveセンサーとつなぎます。

材料

今回使用したものです。

  • ESP32-DevKitC-32D(ESP-WROOM-32D開発ボード)
  • GROVE - LED 青
  • ブレッドボード
  • ケーブル

サンプルプログラム

Arduino IDEのスケッチ例にある「Blink」をベースに作成しました。
LEDは4番につなぐことにしました。

void setup() {
  // initialize digital pin LED_BUILTIN as an output.
  pinMode(4, OUTPUT);
}

void loop() {
  digitalWrite(4, HIGH);   // turn the LED on (HIGH is the voltage level)
  delay(500);              // wait for a 500ms
  digitalWrite(4, LOW);    // turn the LED off by making the voltage LOW
  delay(500);              // wait for a 500ms
}

接続

別に、ESP32-DevKitC-32DとGroveセンサーを直結してもよいのですが、他のピントの接触や、書き込み問題(※後述)でBoot/ENボタンを押さなくてはいけないため、安定させるためにブレッドボードを使用しました。

ただ、ブレッドボードが小さいとケーブルが刺さらないため、今回は半分だけ刺しました(苦笑)
image.png

そのため、刺さっていない側で使用するピン(今回は5V)には、先が以下のようになっているケーブルを直結しました。
image.png

ESP32-DevKitC-32D側の使用ピン

ESP32-DevKitC-32D側で使用するピンは、以下の通りです。
image.png
※参考:https://ht-deko.com/arduino/esp-wroom-32.html

  • 5V:電源
  • GND:アース
  • IO4:信号

※今回使用する電圧は5Vになります
image.png
※参考:http://wiki.seeedstudio.com/Grove-LED_Socket_Kit/

Grove側

Grove LED側が使用するピンは以下の通りです。
image.png

  • 1.SIG:信号
  • 2.NC:(使用しない)
  • 3.VCC:電源
  • 4.GND:アース

接続

それぞれ対応するピンをケーブルで接続します。
image.png
image.png

実行

接続したら、サンプルプログラムをコンパイル&書き込み、実行します。
image.png

無事、0.5秒ごとに点滅できました。

まとめ

ESP32-DevKitC-32DとGroveセンサーは簡単につなぐことができますが、複数のセンサーをつなぐときのことなどを考えると、やはり大きいブレッドボードがあったほうがよいです。

【おまけ】書き込み問題

コンパイルし書き込もうとすると...エラーになります。
image.png

esptool.py v2.6
Serial port COM4
Connecting........_____....._____....._____....._____....._____....._____....._____

A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32: Timed out waiting for packet header
A fatal error occurred: Failed to connect to ESP32: Timed out waiting for packet header

調べてみたところ、解決方法は今のところ以下しかない模様。

  1. ボードの「Boot」ボタンを押しっぱなしにする
    この状態を4.まで、ずっと続ける
  2. 「Boot」ボタンを押しっぱなし状態で、ボードの「EN」ボタンを一度押す
  3. 「Boot」ボタンを押しっぱなし状態で、Arduino IDEの書き込みボタンをクリック
  4. Arduino IDEのコマンドラインに、「Connecting...」と表示されたら「Boot」ボタンから手を放す
  5. 書き込みが完了(結構時間がかかる)したら、「EN」ボタンを一度押す
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