今までに何度かPythonを覚えようとチャレンジしてきたが、ことごとく失敗していました。
いよいよ本気で覚えないとまずい感じになってきたので、気合を入れてお勉強してみます。
で、その過程を公開すると、もしかしたら他の人の役にも立つのではないかと。
#教科書
『パーフェクトPython』を参考に進めていきます。
※私が使用したのは初版第4刷
#Pythonのインストール
「Appendix A」に従い、WindowsにPythonをインストールしていきます。
ダウンロードサイトはこちら。
※現時点の最新は「Python 3.6.0」
参考書によると、他のライブラリが32bitでビルドされていることが多いので32bit版をインストールしたほうがよいよ、とのことなので、
Windows x86 executable installer
をダウンロードすることにしました。
「python-3.6.0.exe」がダウンロードできますので、これを実行してインストールしします。
「pathに追加します」のチェックボックスはONにしておいた方がいいです。
(デフォルトだと、すごく深くにインストールされてしまいますので)
#Tipsメモ
「2章」「3章」「4章」「5章」から、違和感たっぷりで、これは覚えておかないとダメだなというポイントを、なるべくわかりやすくメモ。
(知らなくてもよさそうなのは、混乱するだけなので、飛ばします)
##はじめのはじめ(環境的なこと)
- python.exe実行で専用Window(以下、Python窓)が開く
- Python窓を閉じるには「quit()」(または「Ctrl-Z」)
- DOS窓等から「python.exe ファイル名」でも実行可能
- ファイルを実行したいときはこっち
- プロンプトは「>>>」
- 基本は1行単位に指定
- 関数だと連続入力モードになる
- 空行を入れちゃうと、連続入力モードが終わってしまう
- 日本語はUNICODE(UTF-8)で
- Python窓で、既に設定されている変数とか関数とか、知りたくなったら「locals()」
なお、お勉強はDOS窓(ファイル実行用)とPython窓(入力即実行用)の2ウィンドウ体制で進めていきました。
##違和感たっぷりなところ(C/C++プログラマ視点)
- 「()」とか「{}」とか、基本的にはない
- 「()」は関数の引数指定で使うけど
- 「{}」も使うみたいだけど、知らなくても大丈夫
- インデントでブロック指定
- インデントはスペースだと訳わからなくなるからタブがいい
- でも推奨はスペースとのこと
- 行の最後に「;」とかつけない
- コメントは「#」から開始、複数行コメントは「'''」で囲む
- 型宣言なし
- 定数(define)はない
ちゃんとPEP8を読んでおいた方がいいかも。
##型関連
- 数値型変数は「整数」「実数」「複素数」のみ
- 文字列型変数は文字列を突っ込めばそうなる
- 配列は「リスト」ってやつみたい(異なる型でも突っ込める)
- 空状態での宣言は「x = []」
- 挿入が「list.insert(pos,value)」で削除が「del list(pos)」なのが分かりにくい
- 「list.pop(pos)」という手があるらしい
- バイト配列もあるみたい
- map型(key-value型)は「辞書型」という名前で存在している
- 実はこいつで「{}」を使う
- 「NULL」は「None」
##関数
- 関数の最初に「def」
- 関数名の後には「:」
- これが「{」的な意味合いかな(閉じないけど)
- 戻り値は「return hoge」
- 関数を返すことも可能
##覚えておいた方がいいこと
- モジュール(ライブラリみたいなもの)の読み込みは「import」
- 計算で使えそうなモジュールは「math」
##おまけ(文法的なもの)
- if文は「if True:」「elif True:」「else:」
- for文は「for item in x:」(イテレーションです)
- xの要素が順番にitemに入る
- x[n]でも取得可能
- range()も覚えておこう
- while文は「while True:」「else:」
- 例外処理もある
#まとめ
まだこの程度で何かできるわけではありませんが、今まであきらめていたところは超えられたような気がします。