前回の記事が、公開から3日後に、拙稿では過去最高となる1万ページビューを超えた。
検索サイトで上位に来たのが影響しているようだ。QiitaのSEO対策はやはり秀逸である。
どんな企業から見られていたのか? Googleアナリティクスで調べてみた。
QiitaでGoogleアナリティクスを始める手順は、Qiita公式アカウントによって解説されているので、そちらを見てもらいたい。
https://qiita.com/Qiita/items/c7f704e3786df3aa7a11
調査手順
アナリティクスにログインし、[集客]-[すべてのトラフィック]-[チャネル] に進む。
ネットワークドメイン表示に切り替える
プライマリディメンションの [その他] からネットワークドメインを選択する。
プロバイダ経由のアクセスを除外する
ドメインが次の正規表現に一致する場合は除外するよう、アドバンスフィルタで絞り込む。
((\.ne|\.or|\.ad|nuro|zoot|jtidc|bbiq|gmobb-fix|bbexcite|commufa|gmo-isp|vmobile|mineo|msone|iij-omnibus)\.jp|\.net)$|^co.jp$
[適用] をクリックするとリストが更新され、ほぼ企業ドメインだけになるはずだ。
誰もが知っている大企業ばかり並ぶが、これは母数が多いからで当然ではある。
ページタイトルを追加する
ドメインをwhoisする
CSVデータをBashスクリプトに貼り付け、jpドメインを所有する会社名をwhoisサーバに問い合わせる。
# !/bin/bash
while read DOMAIN; do
echo -e -n $DOMAIN "\t"
whois -h whois.jprs.jp $DOMAIN | awk '/組織名|登録者名/{print $NF}'
done << EOF
xxxxxxx.co.jp
yyyyyy.jp
zzzzzz.co.jp
:
EOF
xxxxxxx.co.jp 株式会社○○製作所
yyyyyy.jp ○○○株式会社
zzzzzz.co.jp ○○○自動車株式会社
:
やり過ぎると、以下のように怒られるので注意。
Cannot process your search request.
Service currently unavailable due to incoming of a large amount of requests.
Try again later.
For details, see: https://jprs.jp/about/dom-search/whois/
なお、WHOIS を提供するレジストラごとに出力フォーマットがバラバラなので、このスクリプトでは組織名をうまく取れないドメインもある。
WHOISの後継プロトコルで出力がJSONで統一された RDAP でもいくつか試してみたが 404 Not Found
しか返ってこなかった。
curl https://rdap.gtld.jprs.jp/rdap/domain/example.co.jp | jq
アナリティクスでわかったこと
前回の障害対策記事は、官公庁や地方公共団体からのアクセスが多かった。基幹業務でも、意外とAccessアプリケーションが採用されているのかもしれない。
ついでに、自分用のメモとして書いたような凡記事が意外と見られていることも分かった。