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【Azure】VMからAzureFilesを見れるようにする方法

Last updated at Posted at 2025-05-09

Azure VM から Azure Files へのアクセス設定:効率的な方法と意外な発見

はじめに

本記事では、Azure Virtual Machine (VM) から Azure Files へのアクセスを可能にする設定手順について解説します。

※ここで説明する設定は、パブリックネットワークアクセスを
すべてのネットワークから有効”はなく”選択した仮想ネットワークとIPアドレスから有効”を選んで、
特定のグローバルIPからのみ”アクセス出来るようにしている環境下での設定になります。

やりたかったこと

仮想マシンからAzureFilesで作成したドライブを表示できるようにしたい

事前に準備しておくもの

  • Azure サブスクリプション
  • 設定済みのAzureVM
  • Azure Filesを含むストレージアカウント
  • 仮想ネットワークとサブネット

調べてみた

そもそも何故AzureVMからAzureFilesが見えないのか、という点について。
AzureVMのパブリックIP アドレスをストレージアカウントのファイアウォールに追加していたのですが、それではアクセスは許可されません。
その理由は、「同じAzure内でのアクセスはインターネットを経由せず、内部ネットワークを使用するため」でした。
ということで、何かしらしないとつながらない、という訳です。

ここからが本題。

最初にVMからAzureFilesを見たいと思った時に見つけたのがこのサイト↓
https://jpaztech.github.io/blog/storage/storageFirewall-accesscontroll/

これを見るに、サービスエンドポイントを作成すればいけそう、と思ったので
作成方法を調べてみました。

が、その時は見つからず。(探すのが下手だっただけかもしれないですが)

しかし、Azure内を調べているとこんなものを見つけました。

image.png

ストレージアカウント→ネットワーク内にありました

辿っていった先がこちら

image.png

仮想ネットワーク→サブネット内にサービスエンドポイント設定があったのです。

設定手順

調べるよりやったほうが早い、ということで設定してみました。

画像の通り、
パブリック ネットワーク アクセスを「選択した仮想ネットワークと IP アドレスから有効」にし、
仮想ネットワークから「既存の仮想ネットワークを追加する」を選択

image.png

ネットワークを追加するでサブスクリプション・仮想ネットワーク・サブネットを選択します。

image.png

選択すると画像のように「次のネットワークには 'Microsoft.Storage' で有効にされたサービス エンドポイントがありません」と表示されますが、そのまま「有効化」を選択してOKです。

image.png

更新中になります

image.png

時間が経つとサービスエンドポイントの状態が有効になるので、「追加」を選択します

image.png

>を開くとサービスエンドポイントが「有効」になっていることが確認できます。

image.png

設定に問題がなければ最後に「保存」を選択します。

image.png

以上の設定で、AzureFilesがVMから見えるようになりました。

結論

もっと時間がかかるかと思いきや、思っていたより簡単にできた印象でした。
もし同じように悩んだ方に届けば嬉しいです。

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