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8th Wallで 動くBIOカードを作る(その1)

Last updated at Posted at 2023-10-02

この記事の目的

スマホゲーム IngressのBIOカードを 8th Wallを利用して、仮想的に動かしてみます。
BIOカードを持っている、非技術者向けの説明です。

BIOカードとは

いきなり技術の話ではありませんが、BIOカードとは Niantic社が運営する位置情報ゲームIngressにおいて、エージェント(プレーヤー)が名刺代わりに作成するカードのことです。ゲーム自体はスマートフォンの中で展開しますが、ユーザー間のコミュニケーションが重要な要素となっており、ご挨拶がわりにカードをお渡しするというシーンをよく目にします。

BIOカードのフォーマットは次の通りです。

  • 縦89mm×幅63mm
  • 図面に決まりはないが、一応ゲーム公式の枠デザインがある(何世代かパターンがある)
  • 公式はキャラクターの絵が描かれているものが多い
    というわけで、自分の好きな柄で作成すればいいのですが、

例としてNianticのゲームディレクターのブライアン・ローズ氏のカードを挙げます。

カードを動かすために

今回はプレーヤー(またはキャラクター)の自画像が印刷されたデザインのBIOカードを、スマホのカメラで撮影すると、動きだすように見えるアプリを作成します。
カメラと画像認識の仕組みに8th Wall を利用します。

次の手順は下記です。

  1. BIOカードの画像を用意する
  2. BIOカードが動く動画を作成する
  3. BIOカードの画像、動画を8th Wall にアップロードする

8th Wall とは

8th WallはNiantic社が提供する、開発者向けのサービスです。
Webブラウザ上で動作するWebARを作成、共同作業、公開することができます。

アカウント作成から2週間の無償利用期間がありますので、その間にお試し利用が可能です。
※ただし、登録にクレジットが必要で、解約しないとそのまま継続利用になってしまう点に注意

本格的に利用する場合、個人向けプランでは月払い、年払いの2パターン選択できます。

  • 月払い $12
  • 年払い $108 (月あたり$9)

詳細は価格とプランのページをご参照ください。

それでは、実際に作成をしてみましょう。

(次の記事へ続く)

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