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linuxでのintel arc B570の使用

Last updated at Posted at 2025-05-18

概要

linux上でのintel arc B570において、躓いた部分、不具合をまとめた。

環境

  • CPU: intel 11th core-i5
  • M/B: Asrock steel legend H470
  • Memory: DDR4 32GB
  • GPU: Intel arc B570 10GB
  • OS: Linux Mint 22.1
  • Linux Kernel: 6.12以上

起動時の不具合

  1. UEFI設定(BIOS)も立ち上がらない。もしくは、キー入力も受け入れずハングアップしてしまう。
  2. ケーブル接続(HDMI等)を確認の上、一旦マザー上のHDMI,DPにつなげて立ち上げてみる。
  3. ビープ音が鳴るかもしれないけどUEFI設定に入れるか確認する
  4. 駄目であれば、GPUを外して最小構成にてUEFIに入れるようにする
  5. 工場出荷時の設定に戻す。(UEFI設定を一回リセットする)
  6. 再度GPUを取り付けて起動確認する(ここで、私は起動ができた)
  7. 再起動において、内蔵GPUを認識したりしないかったする場合、BIOSでプライマリグラフィックスをPCIEXPRESSに、内蔵GPUを有効にする
  8. intel arc B570をCPU側ではないもう一方のPCIEスロットに刺し直すと、安定して起動できるようになった。

自分の場合は、セキュリティブートをオフ、CSMを有効にするとうまく行くようだった。
これだと、Resizable BARを有効にするために、
「チップセット設定」「Above 4G Decoding」「C.A.M」が有効にできた。

CSMを無効にすると、Resizable BARを有効にできるために、
「チップセット設定」「Above 4G Decoding」「C.A.M」が有効にできた。
「ASPM」の各設定は自動でも問題なかった。

  • 「ACPI Configuration」において以下の3つの設定を有効にすると起動ができなくなる
    • PCIE Devices Power On
    • USB Keyboard/Remote Power On
    • USB Mouse Power On
      どうもPCIEを用いたものの監視が入るとハングアップして、起動できないようである。こうなると、もう一度onboardの方にケーブルを接続しなおして、もう一度設定しなおさいないといけない。また、起動の項目にある「CSM」は無効に自動的になってしまうので、有効にしておくことである。

OSでのGPUドライバーのインストール

OSでの不具合

  • braveはflatpak,snapは問題ない、システムインストールやAppImageだとGPUのエラーで落ちてしまう。だが、--disable-accelerated-video-decodeとオプションを付けると起動する。これはintelの内蔵GPUでも指定しないと立ち上がらなくなってしまうことがあるらしい。
  • steamはsnapでは問題ない、システムインストールだと起動が堂々巡りで立ち上がらない。
    • モンハンワイルドではintel xe関連の設定が選べる。ただし、画面はちらつきがありゲームしては厳しい
    • 黒悟空はベンチマークの動作はほぼ動かない
    • バイオハザード RE:2ではベータ版でdirectx11を選択すると支障がない。DX12だと画面下部にちらつきがでる
    • APEXは起動を失敗してしまう

所感

なかなか癖があるGPUである。特に起動がうまくいかない時は困った。ケーブルを外して、OSが起動すると画像が出力される場面もあった。
GTX1060から交換だったのでなかなかいいパフォーマンスの向上であった。昨今は高騰や品不足であってNvidiaを倦厭していたのでよかった。だだ、やはり対応や対処方法ではnvidaの方が問題は少ない。
あくまで不具合もまた楽しめる人になってしまう。といってもポテンシャルとしては決して低くないのでこれからカーネルの更新やドライバの向上を期待してしまう

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