#各オブジェクトについて
オブジェクト | API名 | 説明 |
---|---|---|
商品 | Product2 | 商品情報(名前、商品コードなど)を管理 |
価格表 | PriceBook2 | 商品を記載するカタログの枠 |
価格表エントリ | PriceBookEntry | 商品の価格を価格表へ登録する |
商品と価格表はそれら単独で作成しても、紐づけることが出来ません。
価格表から商品を選ぶためには、商品の価格を設定して価格表に登録しなければいけません。
商品の価格を設定して、商品と価格表を繋ぐ役目を果たすのが、価格表エントリです。
##PriceBookは2種類ある
価格表には、「標準価格表」と「カスタム価格表」の2種類があります。
標準価格表はSalesforceにデフォルトで存在します。
標準価格表を親とした価格表エントリ(標準価格表エントリ)を作成しないと、カスタム価格表を親にした価格表エントリ(カスタム価格表エントリ)を作成できません。
何故なら、カスタム価格表エントリは標準価格表エントリを基準にして作成される仕様だからです。
##マルチ通貨
マルチ通貨が有効の場合、通貨の種類の数だけ標準価格エントリを設定出来ます。
カスタム価格表へ設定したい通貨を、標準価格表に設定していないと、カスタム価格表が設定できません。
(例:カスタム価格表へ50EURの商品を設定したい。しかし、標準価格表にはUSDの設定しかないので、EURの標準価格を設定する必要がある)
#価格表の登録方法
では、商品を価格表に登録する具体的なプロセスを見ていきたいと思います。
##標準価格表の場合
##カスタム価格表の場合
##マルチ通貨を使用したカスタム価格表の場合
#参考
Salesforce公式のER図も参考にしてみて下さい。
https://developer.salesforce.com/docs/atlas.ja-jp.api.meta/api/sforce_api_erd_products.htm