背景
自分はWindows 8.1がインストールされたタブレット端末を使っているが、
この機種は内部ストレージの容量が約24GBしか無く、
普通にソフトをインストールしていくといっぱいになってしまった。
そこで、大容量のMicroSDカードを挿し、そこにソフトをインストールすることにした。
すると、そこで問題が起こった。
なぜか、MicroSDカードにインストールしたソフトがタスクバーにピン留めできない。
これでは不便なので、ピン留めする方法を探した。
ダメだった方法
- ソフトを起動し、タスクバー上のアイコンを右クリック
- エクスプローラでソフトの実行ファイルを右クリック
- スタートメニュー上のソフトのアイコンを右クリック
- ソフトのショートカットをCドライブ上に作り、右クリック
全て表示されるはずの「タスクバーにピン留めする」的なメニューが表示されなかった。
ソフトの実行ファイルやショートカットをタスクバーにドラッグ&ドロップしてもダメだった。
エクスプローラやスタートメニューでは「スタートにピン留め」なら表示されたのに。いじわる。
ある程度うまくいった方法
Windows 8 のタスクバーにフォルダをピン留めする手順 - けふまな
このサイトの方法を参考にすることで、ある程度の進展が得られた。
具体的には、以下の方法により、クリックすると目的のソフトが立ち上がるアイコンをタスクバーに作ることができた。
- デスクトップなど、Cドライブの適当な場所に目的のソフトへのショートカットを作成する。
- そのショートカットのプロパティを開き、「リンク先」の先頭に
explorer
と書き加え、OKを押す。
explorer
ともとのリンク先の間には半角空白を1個入れる。 - するとショートカットのアイコンがエクスプローラになるので、
もう一回プロパティを開き、「アイコンの変更」から目的のソフトのアイコンにする。 - このショートカットをタスクバーにピン留めする。
このピン留めは、右クリックメニューからでもドラッグ&ドロップでもできた。 - ここで作ったショートカットは、ピン留めしたら削除してよい。
ただし、この方法でタスクバーにソフトの起動アイコンを作ることはできたが、起動してみると、
起動したソフトのアイコンが作った起動アイコンとは別にタスクバーに表示されてしまった。
そこで、次の手順できちんとアイコンが統合されるようにする。
さらにもうひと工夫
以下の手順により、タスクバーにピン留めされたアイコンからソフトを起動し、
普通にそのアイコンでウィンドウを切り替えられるようにできた。
- 上の手順でピン留めしたタスクバー上のアイコンを、Shiftキーを押しながら右クリックする。
- するとメニューが表示されるので、「プロパティ」を選ぶ。
- するとショートカットのプロパティが表示されるので、
「リンク先」の先頭のC:\Windows\explorer.exe
を削除し、OKを押す。
explorer.exe
の後の半角空白も消す。
まとめ
Windows 8.1のタスクバーに、素直に右クリックなどからピン留めできないソフトをピン留めするには
- デスクトップなど、Cドライブの適当な場所にそのソフトへのショートカットを作る
- そのショートカットのプロパティを開き、「リンク先」の先頭に
explorer
を追加する - そのショートカットのアイコンを目的のソフトのものに設定し直す
- 作ったショートカットをピン留めし、ショートカット自体は削除する
- ピン留めしたアイコンをShiftキーを押しながら右クリックし、プロパティを開く
- 「リンク先」の先頭の
C:\Windows\explorer.exe
を消す