出会い
aitendoで以下の製品を買いました。
ファームウェアが書き込まれていないので、
もとから入っているファームウェアを消さずにプログラムを書き換える実験ができるという利点があります。
何も考えずに組み立てました。
早速拡張基板を挿してシリアル通信を試し…
_人人人人人_
>挿さらない<
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
詳しく見たところ、左側の14ピンのピンソケットと、5ピンのピンソケットは正常ですが、
右側の14ピンのピンソケットにピンが挿さりません。
拡張基板ではなく、1ピンのケーブルを挿そうとしても挿さりません。
よく見ると、微妙に口が小さいような気がします。
そういえば、組み立てる時になんかハンダ付けする端子が短い気がしたんだよね…
左側の14ピンのピンソケットの端子は突き出ているのに対し、
右側の14ピンのピンソケットの端子は突き出ず、短かったことがうかがえます。
他のパーツも含めすでに組み立ててしまっているので、返品・交換というのも難しそうに思えます。
うーん…まあ泣き寝入りですかね。
(こうしてアドベントカレンダーを埋めるためのネタとして役立ったじゃないか。よかったよかった。)
対処
シリアル通信の端子がある側に接続できないピンソケットを取り付けてしまったため、シリアル通信ができない…!?
いえいえ、この基板をよく見ると、ピンソケットの脇に部品がついていない穴があります。
そして、以前買ったこんな時に便利なケーブルがあります。
それは…秋月電子通商の「スルホール用テストワイヤ TP-200」(C-09830)!
全体図 | 端子の拡大 |
---|---|
このケーブルは、一方の端が通常のピン、もう一方の端が基板のスルーホールに接続するためのバネになっています。
これを使うことで、USB-シリアル変換器とこの基板を接続し、シリアル通信をすることができそうです!
実際に接続します。
スイッチを入れ、Tera Termを操作します。
無事シリアル通信ができました!
おわりに
今回はたまたま不良を踏んでしまったようですが、不良が出る確率はわかりません。
aitendoで売られている製品の品質を信じるか信じないかはあなた次第です。
IchigoJamはjig.jpの登録商標です。