Kageki (TD4互換機) でガッテンRもどき

TD4の命令を実行できる自作CPU「Kageki」で「ガッテンR」もどきを作ってみた。

ガッテンR

「ガッテンR」とは、プロジェクト59 タケ様がかつて頒布していたキットである。

『ガッテンR』 ⑥　キット頒布について - プロジェクト59　：　キット頒布、電子工作　『ユルハム派』

以下の仕様となっているようである。

• ボタンを押して離すと、モールス信号の「R」の音が鳴り、LEDが光る。
• 光るLEDの色は、緑と赤がボタンを押すたびに交互になる。
• スイッチを切り替えると、「R」のかわりに「FB」の音を鳴らすモードにできる。

今回の仕様

• 入力ポートの最上位ビットを「1」にして「0」にすると、出力ポートの最上位ビットにモールス信号の「R」を出力する。
• 光るLEDの切り替えは無い。
• 「FB」を出力するモードは無い。

プログラム

位置 機械語   アセンブリ言語
--------------------------------
0    00100000 WAIT1: IN  A
1    00001000        ADD A, 1000
2    11100000        JNC WAIT1
3    00100000 WAIT2: IN  A
4    00001000        ADD A, 1000
5    11100111        JNC SOUND
6    11110011        JMP WAIT2
7    10111000 SOUND: OUT 1000
8    10110000        OUT 0000
9    10111000        OUT 1000
A    00000000        ADD A, 0000
B    00000000        ADD A, 0000
C    10110000        OUT 0000
D    10111000        OUT 1000
E    10110000        OUT 0000
F    11110000        JMP WAIT1

実行結果

入力ポートに Pmod BTN を、出力ポートに Dice Board を接続して実行した。

• 20Hzのクロックで実行すると、ちょうどいい速さになった。※感じ方には個人差があります
• ボタンを押す時間が短いと、タイミングによって反応しないことがあった。