PATHとは
コマンド検索パスのこと。
コマンド検索パスとは
シェルがコマンドの実行ファイルを探すパスのこと。
ls
というコマンドの実行ファイルは、/bin/lsにあるが、ls
と打つだけでも実行できるのは、コマンド検索パスに/binが設定されているから。
コマンド検索パスに/bin登録すると、/binディレクトリの中にlsファイルがあるか探して、あったら実行してくれる。
つまり、PATHを通すとは
コマンド検索パスを追加すること。
PATHの確認方法
PATHは環境変数$PATHに設定されているので、環境変数の確認方法であるecho 環境変数名
で確認できる。
コマンド
echo $PATH
/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin
パスは:で区切られていて、左のパスの方が優先度が高い。
例えばaという実行ファイルが/usr/local/binと/sbinの中にあった場合、/usr/local/binのファイルが実行される。
コマンド実行ファイルがどこにあるか確認する方法
which ファイル名
で確認できる。
コマンド
which cat
/bin/cat
参考記事
https://qiita.com/soarflat/items/09be6ab9cd91d366bf71
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/articles/1605/09/news013.html