新規ユーザの追加
ユーザの追加はuseraddコマンドで行います。追加したユーザを確認する場合には-aオプションを利用します。
$ useradd hogehoge #ユーザの作成
$ id -a hogehoge #確認
uid=514(hogehoge) gid=514(hogehoge) 所属グループ=514(hogehoge)
useraddのオプション
-M
: ホームディレクトリを無しにする。
-c comment
: 新規ユーザのコメント。
-d home_dir
: ホームディレクトリを指定する。
-e expire_date
: ユーザアカウントが無効となる日付。日付は YYYY-MM-DD の形式。
-f inactive_days
: パスワードがの使用期限が切れてから、このオプションで与えた日数経過するとアカウントは永久に使用不能となる。
値として 0 を指定すると、パスワードが失効した直後にアカウントは使用不能となり、-1 を指定すると、この機能は無効となる。
デフォルト値は -1。
-g initial_group
: ユーザの属する主グループのグループ名またはグループ ID。
-G group,[...]
: ユーザの属するサブグループのグループ名またはグループ ID。グループはコンマで区切り、空白を含めてはいけない。
-s shell
: ユーザのログインシェル名。
-u uid
: ユーザ ID。
-o
: UIDの重複を許可する。
useraddのデフォルト値
useraddでオプションにて指定されなかった項目はデフォル値が使用されます。このデフォルト値は/etc/default/useraddに記録されており,
またuseradd -Dコマンドにて確認する事も可能です。
またuseradd -D <option>にて,デフォルト値を変更することも可能です。
useradd -D のオプション
-b default_home
: 新規ユーザのホームディレクトリへのパス。default_home の後にユーザ名を付け加えたものが新規ディレクトリ名として使われる。
-e default_expire_date
: ユーザアカウントが無効となる日付。日付は YYYY-MM-DD の形式。
-f default_inactive
: パスワードの使用期限が切れてからアカウントが使用不能となるまでの日数。デフォルトは-1で無期限。
-g default_group
: 新規ユーザの属する主グループのグループ名またはグループ ID。グループ名、グループ ID は、すでに存在するものであること。
-s default_shell
: 新規ユーザのログインシェル。
パスワードの変更
パスワードの変更はpasswordコマンドで行います。
$ passwd [username]
usernameを指定しない場合,カレントユーザのパスワードが変更されます。
ユーザ情報の変更
ユーザ情報の変更では汎用的なusermodコマンドが便利です。
usermod
[ -c comment ] [ -d home_dir [ -m ] ]
[ -e expire_date ] [ -f inactive_time ]
[ -g initial_group ] [ -G group [ ,... ] ]
[ -l login_name ] [ -p passwd ]
[ -s shell ] [ -u uid [ -o ] ] [ -L | -U ] <username>
usermodのオプション
-c comment
: ユーザのコメントを変更する。
-d home_dir
: ユーザのホームディレクトリをhome_dirに変更する。後ろに-mをつけると、現在の内容を新しいディレクトリに移動する。ディレクトリが存在しない場合は新たに作られる。
-e expire_date
: アカウントが使用不能になる日付。日付はYYYY-MM-DDで指定する。
-f inactive_days
: パスワードの使用期限が切れてからアカウントが永久に使用不能になるまでの日数。 0とすると、パスワードの期限が切れると同時にこのアカウントは使用不可能になる。-1を指定すると無期限に。
-g initial_group
: デフォルトのグループをinitial_groupに変更する
-G group,[...]
: アカウントが属する、サブグループを追加。グループはコンマ区切り。元々入っていたグループをここで指定しないと、そのグループから削除されます。
-l login_name
: ユーザのログイン名をloginからlogin_nameに変更する。パスワードとかもそのまま。ホームディレクトリの名前くらいはを変えてあげましょう。
-s shell
: ログインシェルをshellに変更する。
-u uid
: ユーザのID番号を指定したものへ変更する。
-L
: ユーザのパスワードをロックする。ロックされたアカウントは、パスワード認証でのログインができなくなります。
-U
: ユーザのパスワードをアンロックする。-L の反対です。