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ディレクター歴2ヶ月半の私が早くもぶつかった壁

Last updated at Posted at 2020-12-20

こんにちは。
ウェブクルー Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。
昨日は @wc-kawakami さんの「バックエンドエンジニアと学ぶAdobe After Effects入門」でした。

私は新卒1年目で、ディレクター修行に日々奮闘中の@miiiiiitsu541と申します。

web系の会社に入って、憧れのディレクターになりたい!サイト制作に直接携わりたい!
という気持ちを伝え、
ありがたいことに1年目からディレクターを経験させていただいてます。
 

ディレクターってなに?どんなスキルが必要なの?ということに関しては、多くの方が記事をあげているので、よろしければ覗いてみてください。

▶@ssssakiiさん 「チーム開発〜開発ディレクターって何者?〜」

▶@yoshiokaCBさん 「フリーランスのためのWEBディレクターの仕事について(まとめ)」

今回は、ディレクターってなに?といった前段のところはあえてすっ飛ばし、
まだディレクター歴たった2ヶ月半の私が、
この短期間の実務の中でぶつかった壁のひとつをお話できればと思います。

未来の自分への備忘録として、
また、これからディレクターとして仕事をしたい!といった方の参考になれば嬉しいです。
(もしこの記事を読んで「参考になった!」と思ってくれる方がいれば、未来の私が泣いて喜んでいることでしょう。)

制作チームとの意思疎通

ディレクターの重要な仕事の一つに、「イメージや仕様を的確に伝える」というものがあります。
案件の立案者=製作者 が同一人物であれば話は早く、この段階ではそこまで苦労しません。

ところが、他部署からの依頼案件であったり、ディレクター自身が立案した施策であったりと、
案件の立案者≠制作者 であることが圧倒的に多いです。

立案者と実際に手を動かす人が異なるため、立案者が「この施策で何を意図しているのか」「どういったデザインイメージを持っているのか」ということを制作チームに伝えるこの段階でミスってしまうと、
まったくイメージと違うものが出来あがってしまうことがあります。

完成時のクオリティを高めるためにも、「的確に意図を伝えること」は、
ものすごく重要なディレクターの仕事だと私は思っています。

デザインイメージを私が実際に伝えるとき

1.Excelで完成イメージ図を作成

画像2.png

こんな感じでアニメーションコマのイメージをひとつずつExcel上で再現します。
※実務で使用した資料から、今回の投稿用に一部修正しております。

2.「目立たせたい」「ユーザーに最も伝えたい」要素の優先順位を記載

▼訴求の優先順位
 ①「●%安くなる」など、実際にどのくらい安くなるのかのイメージ
 ②悩んでいる人→喜んでいる人
 ③「引越し料金」「一括見積もり」というワード

こちらを記載することで、デザイナーさんもディレクターの意図を汲み取りやすくなり、
お渡ししたイメージ図以上に、断然良いものが返ってくることがあります。

3.口頭ですり合わせ

・単身のイメージは男性じゃなきゃだめ?
・スーツである必要は?
・色要素はいくつまで入れてもよい?

など、仕様書上で伝え切れていなかった細部を5分程度ですり合わせます。

4.デザイナーさんによる作業、そして完成!

出来上がったものをみると、思わず

デザイナーさんすごい!
何もかも思った通り!!!!!
 
と、声に出したくなるほどのものをお返しいただきました。

これは上手く意思疎通ができた例です。

簡略化することで起こってしまった認識のずれ

私がぶつかった壁はここから。
毎回イメージ図を作成して、仕様を詳細にテキストでまとめて・・・
と案件ごとに時間をかけて丁寧に仕様書を作ることができればよいのですが。
 

任せていただける案件も少しずつ増え、
同時並行でいくつもの案件が進んでいく中で
全案件の「仕様を伝える」段階にそこまで時間を割けません。

口頭やテキストでも卒なく意図を伝えることができる案件に対して、
「仕様書を作らずに進めている」とおっしゃる先輩のスピード感溢れる仕事を模倣し、
私もやってみました。
 
 

・・・・

が、・・・・・

・・・・

全然できない!
 

返ってきたデザインを見て
「そういうことではなかった・・・」
「この部分伝え忘れてた・・・」
といった場面にたびたび直面しました。

そうなると、デザイナーさんに直しの依頼をするのも申し訳なくなる上に、
デザイナーさんも自分自身も、多くの時間を失ってしまいます。
 

「こんな感じで伝わるよね」
「なんとなく汲み取ってくれるよね」

と、100%だと思い込んで伝えたこちらの情報は、
受け取った側からすると完成イメージを組み立てるための、ほんの数割の情報であった、
ということが身に染みてわかりました。
 

今でもこの壁を乗り越えるために絶賛奮闘中なので、「こうすれば的確でかつより簡単に伝えることができるんだ!」という正解は見つかっていません。

しかし、伝える・伝わるといったトピックスを取り上げている記事は多くあり、
仕事をする上で、ディレクターに限らずほとんどの方にとって、必要なスキルです。

▶"伝える"ではなく"伝わる"よう話すコツ3

「伝え方」については様々なところで勉強になるなと思うタイミングがあるので、
次また記事を書く機会があれば、
実務の中で体感した「相手に伝えるコツ」といったテーマで書いてみようかなと思います。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
今回はディレクターになって早2ヶ月半の私がぶつかった「伝え方」の壁についてお話ししました。

仕事の中で直面する壁はまだまだ他にも沢山ありますが、
超えるべき壁が多ければ多いほど、
そこには成長のチャンスが転がっていると思います。

一人前のディレクターになれるよう、頑張るぞ!

明日は@wcsakuraiさんです。
よろしくお願いします!

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