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翻訳&プチ解説 Watson Discovery 新機能まとめ

Last updated at Posted at 2019-06-15

はじめに

そろそろDiscoveryの新機能まとめを……と思ったらIBMさんから記事が出ていたので翻訳とプチ解説です。

翻訳&プチ解説

Watson Discoveryの新機能および改善された機能

知らない方のために言うと、Watson DiscoveryはAIベースの検索が可能、適切なタイミング適切なコンテキストで複雑なビジネス上の質問に対する回答を提供します。
DiscoveryはForresterによって、「AIベースのテキスト分析プラットフォーム」において、リーダーと評価されました。 ディスカバリーはここ数ヶ月で素晴らしい機能を追加しました。 ディスカバリーが提供する新しくてエキサイティングなことをお知らせします。

Smart Document Understanding:

Smart Document Understanding(SDU)は、文書内のカスタム・フィールドを抽出するようにDiscoveryをトレーニングするための新しい方法です。インデックスする方法をカスタマイズすることで、Discoveryの回答が改善されます。 SDUを使用すると、ドキュメント内のフィールドにアノテーションを付けてモデルをトレーニングできます。アノテーションを付けていくとWatsonが学習し、アノテーションの予測を開始します。 SDUモデルはエクスポートして他のコレクションで使用することができます。 詳細については、こちらのブログまたはYouTubeデモをご覧ください。

解説
大型の機能追加ですね。QiitaでもSDU関連の素晴らしい記事があるのでここでは画面だけ貼って割愛。
【お知らせ(2019/1月)】Watson Discovery の新機能のベータ公開に伴い、一部UIパネルの操作が変わりました(+ちょっとだけSDUのご紹介)
情報通信白書を題材に Think 2019 で聞いた Smart Document Understanding を使ってみた

20190615_SDU_1.png

HIPAA on Premium

ワシントンDCデータセンターのWatson Discovery Premiumインスタンスは、HIPAA対応になりました。 Protected Health Information(PHI)を使用しているお客様は、Watson Discovery Premiumを使用してヘルスケア関連のユースケースを調査することができます。 詳細についてはこのサイト※をチェックしてください。

解説
Premium利用してないから恩恵に授かれないな~。どこかに使っている人いないかしら。気になります。
※Premiumを利用していない場合はお問い合わせフォームにリンクされます

Cloud Object Storage Connector

Watson Discoveryは、Cloud Object Storage Connectorを使用してIBM Cloud Object Storageに接続し、同期する機能を提供します。ドキュメントには、コネクタの使用方法が記載されています。

解説
2019年2月10日のリリースノートに記載されている情報。
クローラツール提供終了(4月17日リリースノート)後は、これを代わりにってことなのかな。

Search Skill (Beta)

検索スキル(ベータ)機能により、顧客と従業員のすべての質問に確実に回答できます。 Watson DiscoveryはWatson Assistantと連携して、外部データ・ソースからの回答を提供し、(Assistantの)ダイアログでは処理できない問合せに対応します。 このYouTubeデモでは、検索スキルがどのように機能するかを正確に説明します。

解説
待ってました~!!Assistantから直接Discoveryを呼び出す機能がでてきましたよ。
これでよくある質問はAssistantでさばき、答えられないものはDiscoveryにという構成がとても実装しやすくなりますね。

20190615_skill_1.png

Language Support on Watson Assistant with Discovery Extension on ICP4D

ICP4D(IBM Cloud Private for Data)上のディスカバリー拡張機能を備えたWatson Assistantは、サポートされる言語を拡張しました。 このソリューションは現在、英語、アラビア語、中国語、オランダ語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、およびスペイン語をサポートしています。(キーワードエンリッチメントは英語でのみ利用可能です。)

解説
Premiumよりもハードルが高いICP4D関連の情報。

Multi-Word Synonyms

マルチワードシノニムは、マルチタームシノニムを追加しQuery内で一語として扱うことで、より正確な検索を行います(例:IBM = "International Business Machines" と IBM = "International OR Business OR
Machines")詳細については、Query Expansionのドキュメントを参照してください。

解説
これは以前からあったシノニムの検索機能とどこが違うのかな、わからないな。
直接関係ないけど、カスタムトークン化辞書なる、複合名詞に対応できそうな機能は便利ですね。
「日本銀行」を「日本」と「銀行」で検索されちゃうと全然結果違うもんね。
カスタムのトークン化辞書の作成

Crawl Statusの改善

現在のクロール状態(実行中、停止中、一時停止中)、前回の実行時間、次回の実行時間など、ユーザーは自分のクロールステータスをより詳細に確認できます。 この新しい機能により、データソースのクロールステータスをより詳細に制御し、明確に示すことができ、予想通りに動作していることを確認できます。

解説
ダッシュボードに確かにそれらしきものが。
20190615_webclaw_2.png

Web Crawl Cleaningの改善

新しく改善されたWebクロール機能は、広告、フッター、および不要なヘッダーなどノイズを取り除くため、よりきれいな回答が行えるようになります。

解説
これは内部改善かな?リリースノートにも記載がないしDiscoveryのドキュメントにも詳細が見当たらない。

Enrichment of Arrays

配列のエンリッチメントができるようになり、JSON配列の利用者にはより柔軟なDiscoveryへの取込が可能になりました。

解説
かなり気になるのですが、詳細がわからない。JSON形式の取込時のエンリッチメントが細かく定義できるということか。

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