PowerBIxyzさんの記事を参照しています。
設計された算出方法が、とてもわかりやすいです!
「計算開始日」と「期間」を指定して
「指定した区間」の「単月の受注額」と、期間中の「累計の受注額」を計算します。
「指定した区間」が変わるたびに、累計値が、再度、計算されて変化します。
「開始年月」から「何か月目まで:期間」をそれぞれスライサーで指定します。
①2022年の1年間、すべての期間を表示します。
開始年月=2022年1月から、期間=12ヵ月間
「累積の受注額」を算出します。
スライサーで指定した開始日から、カレンダーの最大日まで、
単月の受注額を累計します。
累積_受注額 =
VAR CumulativeTotal =
CALCULATE(
[単月_受注額],
FILTER(
ALL( 'カレンダー'[Date] ),
'カレンダー'[Date] >= [FirstDateInPeriod]
&& 'カレンダー'[Date] <= MAX( 'カレンダー'[Date] )
)
)
RETURN
CumulativeTotal
次に「指定した期間だけ」の集計にしたいので、
次のメジャーを作成します。
IsSelectedDates =
IF(
MAX( 'カレンダー'[Date] ) >= [FirstDateInPeriod]
&& MAX( 'カレンダー'[Date] ) <= EOMONTH( [FirstDateInPeriod], [SelectedDuration] - 1)
, 1, 0
)
指定した開始日から、{指定した開始日から(指定した期間-1か月後の)}月の最終日までの間に
カレンダーの日付が存在する時"1"、存在いないとき"0"とする。
フィルターで"1"の時に累積値を表示します。
その他のメジャー作成は、参照記事をご確認ください。
最後に
お世話になった方々や、この記事を見てくださったあなたに、ありがとうございます。
データを分析するために必要な基本的な内容を身につけることを続けようと思います。
上記の「指定した区間」の構文を用い、2022年12月からPower BIで利用できるように
なった新DAX関数「WINDOW」を試した、次の記事を投稿しました。
お時間あれば読んでみてください。