DockerでAlmaLinux9 + Apacheを動かして「Hello World!」を表示する【初心者ハンズオン】
「Dockerって名前はよく聞くけど、何から始めればいいの?」という方へ。この記事では Windows11 + Docker Desktop の環境で、AlmaLinux9をベースにしたApache(Webサーバー)コンテナを動かし、ブラウザに「Hello World!」を表示するまでをハンズオン形式で解説します。
✅ この記事で使う環境
OS: Windows 11 / Docker Desktop(最新安定版)/ AlmaLinux 9(公式イメージ)
🐳 Dockerって何?
Dockerとは、アプリをまるごと「コンテナ」という箱に入れて動かす仕組みです。Linuxサーバーと同じ環境をWindows上に手軽に再現できるのが最大の魅力。「仮想マシンより軽い」「環境ごと配れる」というのがエンジニアに支持される理由です。
📁 手順1 — 作業フォルダを作る
まず PowerShell を開いて、作業フォルダを用意します。
mkdir C:\docker\hello-apache
cd C:\docker\hello-apache
📄 手順2 — Dockerfileを作る
そのフォルダに Dockerfile(拡張子なし)というファイルを作り、以下を書き込みます。
FROM almalinux:9
# Apacheをインストールし、キャッシュも同時に削除(イメージを軽くするため)
RUN dnf install -y httpd && dnf clean all
# Hello World ページを配置
RUN echo "<h1>Hello World!</h1>" > /var/www/html/index.html
# コンテナが使うポートを宣言
EXPOSE 80
# Apacheをフォアグラウンドで起動(これをしないとコンテナがすぐ終了する)
CMD ["/usr/sbin/httpd", "-D", "FOREGROUND"]
💡 -D FOREGROUND がポイント。Apacheはデフォルトでバックグラウンドにまわろうとしますが、コンテナはメインプロセスが終了すると停止してしまいます。このオプションでApacheを前面で動かし続けます。
🔨 手順3 — イメージをビルドする
Dockerfileをもとに「イメージ」(コンテナの設計図)を作ります。
docker build -t hello-apache .
末尾の . は「今いるフォルダのDockerfileを使う」という意味です。Successfully tagged hello-apache:latest と出れば成功です。
🚀 手順4 — コンテナを起動する
docker run -d -p 8080:80 --name hello-apache hello-apache
| オプション | 意味 |
|---|---|
-d |
バックグラウンドで動かす |
-p 8080:80 |
PCの8080番ポートをコンテナの80番に繋ぐ |
--name hello-apache |
コンテナに名前をつける |
🌐 手順5 — ブラウザで確認する
ブラウザで http://localhost:8080 にアクセスしてください。「Hello World!」 と表示されたら完成です!
🧹 後片付け
# コンテナを停止・削除
docker stop hello-apache
docker rm hello-apache
# イメージも削除する場合
docker rmi hello-apache
📝 まとめ
- 作業フォルダを作成
- Dockerfileを作成
-
docker buildでイメージをビルド -
docker runでコンテナを起動 -
localhost:8080でブラウザ確認
この記事はDocker Desktop for Windows + AlmaLinux 9 公式イメージで動作確認しています。