ネット証券各社にてサインイン時のパスキー認証が必須化されてきたため、中では安価な方のセキュリティキーを試した際の記録です。
1. 購入製品
2026年5月頃、当時Amazonで一番安価と思われた「TrustKey T110」という製品をチョイス。お値段は3,500円でした。

Amazon(※ 現在は販売していないようです)
2. 初期設定と使用方法
2.1. 導入の流れ
先ずPINの登録が必要なので、メーカーのホームページから初期設定アプリ「TrustKey Manager」をダウンロードしてWindows 11にインストールしました。アプリはデフォルト設定に従い、ユーザー領域のディレクトリにインストールしました。

最後にWindows 11とChromeの環境から、ネット証券のサイト上で当該セキュリティキーを登録しました。

2.2. 使用方法
ネット証券にサインインする際、PIN入力後にセキュリティキー上の金色の丸い部分をタッチします。
下図のとおりLinux MintとFirefoxの環境で、同一セキュリティキーを使ったサインインが可能なことも確認しました。
3. 備考
Windows 11に接続すると「ヒューマンインターフェイスデバイス」の一つとして認識され、デバイスマネージャー上では「HID-compliant fido」と表示されました。

Linux Mintに接続してlsusbした際の表示はこちら。
$ lsusb
Bus 001 Device 008: ID 311f:a7f9 TrustKey TrustKey T110
ちなみにAndroidでも使えるか試してみたところ、筆者のスマホ(京セラ KY-51B)ではなぜか物理キーボードとして認識され、残念ながらセキュリティキーとしては使えないようでした。
4. 最後に
実際のところ、ネット証券へのサインインにはWindowsのPIN入力を多用しています。セキュリティキーを挿しっぱなしにできず、毎回準備するのが面倒だからです。ちなみに今回の記事投稿にあたり、久しぶりに使ってみましたが、PINを忘れていてヒヤッとしました。ただ物理的なセキュリティキーの方がよりセキュアではあると思いますので、もし守るべき資産が増えたら運用を見直したいと思います。
