1つのアカウントで様々なアプリを作成していると、どのアプリにいくら掛かっているのかが分からなくなってきます。実際問題、EC2やRDSを筆頭にAWS上の様々なサービスにまたがったアプリがほとんどなので、費用の可視化が困難になります。それを防ぎ、出来る限り、アプリごとに費用を算出する方法を紹介します。
タグをつける
各サービスの設定に、どこかしらに「タグ」という項目があります。設定に際して、タグを付けて行ってください。キーはスクリーンショットでは「project」としていますが、「application_name」でも何でも分かる名前をつけてもられば大丈夫です。値の「hogehoge」は具体的なアプリ名を入れてください。
コストエクスプローラー上でタグで集計
コストエクスプローラーを開き、グループ化の条件の詳細からタグの「project」※先程付けた物 を選択します。
するとこんな具合にアプリ別で費用を見ることが出来るようになります。
尚、過去に遡及しては反映されないので、初期設定のタイミングでタグ付けすることをおすすめします。
補足:No Tagkeyを減らすには
横のフィルタのところから、タグ→project→No Tagkey:projectを選択し、グループ化の条件をサービスにします。すると、どのサービスでタグが付いていないのかざっくり分かります。ここから、タグが付いていない物にあたりを付け、タグを付けていくと良いと思われます。
※なお、著者はCloudWatchのタグ付のやり方がいまいち分からなかった…