2年10ヶ月後の電池状況(2021/10/30追加)
昨冬は1/11の2025mVが最低電圧でしたが、今年はまだ10月というのに2010mV(10/25)を記録。1日の平均電圧も去年は2066mV(1/12)が最低でしたが、今年はすでに2031mV(10/23)とかなり低め。
今年の年の瀬はちょっとむずかしいかも…
1年9ヶ月後の電池状況(2020/10/4追加)
まだまだ行けそう。今年の冬は超えられるか!!
10ヶ月後の電池状況(2019/11/17追加)
10ヶ月ほど使用してみた結果です。
気温変動に比例して電圧も上下しています。今年の冬を越せるでしょうか…
1ヶ月半後の電池状況(2019/03/03追加)
1ヶ月後の電池状況(2019/02/17追加)
1ヶ月ほど運用してみたので、とりあえず、電池の電圧をグラフ化してみました。途中で室内からベランダに出したのでデータとしては微妙ですが、電池の電圧はいい感じに温度比例ですね。
TWELITE PALとは
MONOWIRELESSが販売している、2.4GHz帯を使用してモノ間の通信を実現するデバイスで、通信頻度にもよりますがCR2032で4年ほどの動作が謳われています。
TWELITEは、
- 表面実装用のTWELITE
- DIPタイプのTWELITE DIP
- 回路を実装しなくてもお手軽に使えるTWELITE PAL
などのシリーズがありますが、ここではお手軽なTWELITE PALをターゲットにします。
なお、無線出力が1mWのBLUEタイプと高出力10mWのREDタイプがありますが、基本的な使い方は同じです(ファームが異なります)。
実現できること
開閉センサーPALでドアの開閉や、環境センサーPALで温度湿度などを計測できます。
私はテスト用途だったのでBLUEタイプと環境センサーPALを使用しています。
用意するもの
親機
- PC
- データ収集の母艦
- データ表示用のPythonアプリやパルビューア(Windowsアプリ)が用意されています。
- TWLITE専用プログラマで、MONOSTICKのファームを書き換え可能です。
- 子機のファームを書き換えるためには、TWELITE Rが必要です。
-
MONOSTICK
- TWELITE PALと無線接続してデータを収集し、PCとはUSB経由でシリアル通信します。
- TWLITE専用プログラマでOTAファームを焼くことで子機の設定を変更することが可能なようです。(成功していませんが…)
- MONOSTICK1デバイスで複数子機を接続可能です。
子機(TWELITE PAL+センサーPALが1対1)
CR2032
その他
使い方
- 基本的にテスト的に接続するだけであれば、買ったときに書き込まれているファームを変更する必要はありません。(私はOTAでファームが焼けると思いこんで、ずいぶん時間を無駄にしました。)
- パルビューア(Windowsアプリ)での表示例
- 親機の出力形式
Raspberry Piでデータ収集
- MONOSTICKをRaspberry Piと接続してデータ収集
- アプリは、パルスクリプト(Python による読み書きスクリプト)でそのまま動作可能
-
Python PAL_Script.py -l -t /dev/ttyUSB0
でログが1日単位のファイルとして保存されます。(/dev/ttyUSB0は接続しているUSB機器数によって異なります。)
RouterSID,Power,SequenceNumber,ArriveTime,Humidity,PALVersion,Illuminance,EndDeviceSID,LQI,ADC1,LogicalID,Sensor,PALID,Temperature
No Relay,2570,641, 2019/01/15 00:00:36.635,45.57,1,3, 0000000,117,873,2, PAL,2,17.06
No Relay,2570,642, 2019/01/15 00:01:41.998,45.51,1,3, 0000000,117,870,2, PAL,2,16.88
No Relay,2570,647, 2019/01/15 00:07:02.770,45.62,1,3, 0000000,117,865,2, PAL,2,16.94
No Relay,2570,653, 2019/01/15 00:13:34.937,45.59,1,3, 0000000,108,868,2, PAL,2,17.06
No Relay,2570,654, 2019/01/15 00:14:38.026,45.59,1,3, 0000000,117,870,2, PAL,2,16.94
No Relay,2570,655, 2019/01/15 00:15:43.945,45.65,1,3, 0000000,117,870,2, PAL,2,16.84
No Relay,2570,656, 2019/01/15 00:16:50.031,45.63,1,3, 0000000,117,870,2, PAL,2,17.06
No Relay,2570,657, 2019/01/15 00:17:51.304,45.64,1,3, 0000000,117,878,2, PAL,2,16.89
No Relay,2570,658, 2019/01/15 00:18:55.420,45.56,1,3, 0000000,117,875,2, PAL,2,16.84
No Relay,2570,659, 2019/01/15 00:20:02.342,45.5,1,3, 0000000,111,865,2, PAL,2,17.04
- 自動起動にするには、
crontab -e
などで設定してください。場合によってはsleep 30
などでネットワークの起動を待たせる必要があるかもしれません。 - 2019/01/17時点で2日ほど動かしていますが、20mVほど電圧が下がっているので、4年は保たないかもしれません。(100均で買ったCR2032だからかな^^;)
コイン電池でどれぐらいもつのか
- 「直径2cmのコイン型電池(CR2032)で年単位の動作が可能です。(アンテナや使用環境等により電池寿命は異なります。)」とあります。
- 2019/01/18時点で、17℃前後の室内でMONOSTICKとの距離遮蔽なしの1mで1分ごとの接続で運用した結果、1日5mV前後の電圧低下となっています。
- 「起動した後は2.0V以上で動作します。」とあるので、このままの傾向が続けば、110日ほどかもしれません。(実際には春に向かって室温が上がりますので、もう少しもつかも。)
- ちなみに、使用しているCR2032は100均で買った三菱電機製です。
今後
- Raspberry Piで収集したデータを、GAS(Google Apps Script)で作成したPOSTエンドポイント経由で、Google Spreadsheetに登録します。
- Google Spreadsheetに登録したデータをGASのGETエンドポイントで取得して、HTML上にグラフ表示します。
参考リンク
2019/01/17追記
@shiracamus 様にご指摘いただき、タグに#
が入っていたので削除しました。指摘ありがとうございます。