はじめに
きたよ!Advent Calendar21日目!
てことで、はじめて技術同人誌を書いて思ったことをつらつら書くのと、なぜデータ加工の本を書いたかについて書きたいと思います。
なんで技術同人誌書こうと思ったの?
みなさん技術同人誌って読んだことありますか?
おそらく、そんなに読んだ経験を持っている人は少ないと思うんですよ。
ぼく自身も商業誌(本屋さんやAmazonで売られている本)で満足してました。
でもね。
開いちゃったんですよ。
技術同人誌という世界を。
もうね。
偏ってるんですよ。自己満の世界(いい意味で)
ひとつひとつの想いが込められてて、著者の大切にしている思想や考え方を感じられるんですよ。
商業誌みたいに洗練されていないのが、更に味を出してます。
ぼく自身もそういった世界に踏み込みたくなったんですよね。
自分の思想や考え方が世のエンジニアたちにどう感じてもらえるのか。
どんな反応が返ってくるのか。
それを確かめるべく書きました。
でも、そのきっかけをもふもふちゃんに作ってもらったのが一番大きいですね1
てな感じで書く運びとなりましたヽ(*゚д゚)ノ
どんな本書いたの?そして、なぜその本を書こうと思ったの?
技術書典で販売させてもらった本は、「データを加工する技術」というタイトルです。
内容は、ログを取り込むための「Fluentd vs Logstash」と「Logstashでログを取り込む際の加工処理」についてです。2
え、なぜにログ?と思う方もいると思います。
ログって、多種多様にあるんですよ。
例えば、Webサーバを展開している場合は、ApacheやNginxなどのアクセスログから統計を取得したり、
アプリログからユーザ動向を分析するためにログを取得したり、はたまた踏み台サーバのAuditログを取得したりと様々です。
これは一例に過ぎないのですが、世の中にはたくさんのログがあります。
それらを取り込んで、ビジュアライズしたいと思う人はたくさんいると思うんですよ。
grepおじさんとは呼ばれない!そんな世界を望んでビジュアライズに取り掛かるんです。
でもね。
取り込むところで挫折する人が続出するんです(ぼくもそうでした。。Orz)
なので、取込部分で挫折させないための加工技術を実際のログを題材にして書きました。
実際に本を書いて思ったこと
書き始めはたのしい。
でも、中盤以降でつらくなってくる時がきますw
50ページ程度を書いたのですが、正直、それでもつらく感じた時がありました。
(O'Reilly とか書いている人は人間なのか?と思えてくる)
でも、売れた時におつりが大量に返ってきます。
あと、共同で書いて本当によかったと思います。
助言し合えたり、校正してもらって本当に助かりました(ほぼ助けてもらった側ですが)
あと、迷惑をかけられないという思いも強くなり、納期への意識が高まります。
技術書典で販売して思ったこと
めっちゃ楽しいです!
技術書がたくさん置いてて、技術に興味ある人たちが多くいる雰囲気が楽しいです。
なにより、売れた時が一番うれしいです。
自分の書いた本に対して対価を払ってくれて、どんな内容かを説明することで興味をもって買ってくれることが本当にうれしかったです。
また、Twitterやブログなどで戦利品として紹介してもらえたりすると更にテンション上がりました。
絶対的に次も出るべく本を書こうと思いました。
てことで、次も書くぞーーー!
おまけ:どこで技術同人誌に出会えるの?
以下のリンクを参考にしてもらえればよいと思います!
さいごに
自分の中では当たり前の技術で、誰でも知っている内容だろうと思って外に発信しないのはもったいないです。
みなさんが持っている技術要素を求めている人は世の中にたくさんいます。
自分がハマったところは誰かしらハマってます。
それらを体系立てて伝えられるのが、本です。
技術同人誌に少しでも興味を持っていただき、書いてみよう!と少しでも思ってもらえたら幸いです。
てことで、Advent Calendar21日目でした( ゚Д゚)ゞビシッ
ありがとうございました。