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【GCP】Google Stackdriverの紹介

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Google Stackdriverとは

クラウドベースのアプリケーション向けに統合化された、監視機能やロギング機能を提供するモニタリングツール。
GCPだけでなく、AWS上で動くリソースの監視や情報収集、診断が行うことができる。

〜歴史的なお話〜
元々は2012年からAWS向けのアプリケーション監視を代行するサービスを提供していたStackdriver。
その後、2014年にGoogleが買収し、2016年10月にGoogle Stackdriverとして公開。(このあたりからGCPの勢いがすごかったらしい。)

Stackdriver Monitoring

クラウドで実行されるアプリケーションのパフォーマンスや稼働時間、全体的な動作状況を視覚的に確認が可能。
収集したデータを取り込んでダッシューボード、グラフ、アラートで表示する。
アラート機能は、メール、SMS、Slack、PagerDuty、Campfireで受け取ることができる。

Stackdriver Logging

クラウドや、オープンソースアプリケーションからのログを表示、フィルタリング、検索する機能を備えている。
ログを BigQuery、Google Cloud Storage、Pub/Sub にエクスポートすることもできるので、高速にログ解析ができる。

Stackdriver Error Reporting

実行中のクラウドサービスで発生したクラッシュをカウントして、分析と集計を行う。
タイムチャート、発生回数、影響を受けたユーザー数、最初 / 最後の発生日時、削除された例外スタック トレースといったエラー詳細まで表示される。
新しいエラーが発生した際は、メールやスマホに通知が届くように設定もできる。

Stackdriver Debugger

本番環境で実行中のアプリケーションを停止したり、処理速度を下げたりすることなく、アプリケーションの状態を調べることができる。

Stackdriver Trace

アプリケーションのパフォーマンスにおけるボトルネックを検出する。
ほぼリアルタイムでパフォーマンスの分析情報を提供し、レイテンシの詳細レポートも生成する。
App Engineアプリケーションはすべて自動的にトレースされる。

Stackdriver Profiler(BETA)

本番アプリケーションのリソース消費を継続的にプロファイリングする。
この情報を使い、潜在的なパフォーマンスの問題を特定し、問題を解消する。

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