はじめに
最近、AIにコードを書かせるだけじゃなくて、ファイル編集やコマンド実行まで任せる「AIエージェント」が一気に増えてきました。
ClaudeCodeが強いですが、個人のホビー用途であれば、無料で他にも選択肢があるのではと思い調べてみました。機能ではなく、課金の有無によるまとめになります。
完全無料である程度使えるものもあれば、回数制限がきついもの、本体は無料でも裏でモデル課金が走るものもある。
ここでは2026年5月1日時点で、無料でどこまで使えるのかを整理してみます。
結論
無料で実用的に使うには、次の通り。
- Gemini CLI を使う
- 上級者は Cline と Roo Codeもあり
基本的にタダより高いものはないと思われます。
無料の場合には、データが学習で使われたりすることもあるようなので、デメリットを理解する必要があります。特にOpenRouterで無料で利用できるAPIなどは素性がわからないので、慎重に考えてください。
まず分類
AIエージェント系、ざっく分類。
| 系統 | 説明 |
|---|---|
| CLI系 | 主流になってきているターミナルで動かすタイプ。 Gemini CLI、Claude Code、Codex CLI、CursorCLI、GitHub Copilot CLI。 |
| IDE統合系 | VS Codeなどに組み込むタイプ。 Cursor、GitHub Copilot、Kiro、Antigravityなど。 |
| エージェント拡張系 | ツールは無料で、裏のモデルを自分で選ぶタイプ。 Cline、Roo Codeなど。 |
無料利用の比較表
| ツール | 無料利用の形 | 無料の制限 | コメント |
|---|---|---|---|
| Claude Code | ほぼなし | Pro/Max前提 | 無料運用はほぼ無理 |
| Gemini CLI | 個人アカウントで無料 | 1分60リクエスト、1日1000リクエスト | 無料で一番バランスがいい |
| Cursor / CursorCLI | 無料プランあり | Agent回数など制限(非公開) | 使いやすいが上限読みにくい |
| Codex | 無料で一部試用可 | trial制限あり | 継続利用は課金前提 |
| Cline | 本体無料 | モデル料金は別 | OSSで自由度高い |
| Roo Code | 本体無料 | モデル料金は別 | 構成次第で無料運用も可能 |
| Antigravity | 無料プレビュー | レート制限(非公開) | 次世代系 |
| GitHub Copilot / CLI | 無料プランあり | 月2000補完、premium 50回 | IDEで試すならこれ |
| Kiro | Free tierあり | クレジット制(50+ボーナス) | 新しめの設計 |
| Google AI Studio | ブラウザで無料 | レート制限あり(詳細非公開) | APIキー発行もできる |
Gemini CLI が強い理由
無料だけで触るなら、この2つがかなり安定。
Gemini CLIは制限がはっきりしている。
1日1000リクエスト、1分60リクエスト。
普通の開発ならまず困らないレベル。
ただし、エージェントをループで回すと普通に上限に当たる。
「無料で試す」から「ちょっと作る」まで、かなりカバーできる。
ただし、かつてと異なり、gemini-proが使えなかったりします。
Cline と Roo Codeはちょっと特殊
この2つはツール自体は無料。
でも中で使うAIモデルを選んで、APIキーを登録する。
なので、APIキーが無料であれば無料で、有料であれば有料になる。
「無料かどうか」はツールじゃなくて利用するAIモデルで決まる。
※OpenRouterを探せば無料のAPIが出てくるが、得体のしれないものが多いので「データのダダ漏れになりかねなく」注意です。
Google AI StudioでAPIキーも発行し、RooCode/ClineにつないでGemini-proを利用するのがおすすめです。
Copilotは無料はお試し
VS CodeでAIを触るならGitHub Copilot Freeが一番わかりやすいが制限がそれなりに厳しい。
- 月2000補完
- premium request 50回
月イチでお試しレベル。
無料で詰まりやすいポイント
ここは実際に使うとすぐわかる。
長時間の連続実行ができない
レート制限で止まる
クレジットが尽きる
突然遅くなる
無料枠はどのツールも「軽く試す」前提になっている。
特にエージェント系は処理が重いので、
思ったより早く上限に当たる。
なんか作っているときに詰まるとどうするか、別のツールで続けるか、自力で頑張るか、あるいは、そのツールに課金するか。悩ましい。これなら最初から課金しておけば…となる
どれを選べばいいか
目的別に分けるとこんな感じ。
とりあえず無料で常用したい。
→ Gemini CLI
いくつかのツール使い分けてもいいから日替わりで使いたい
→ Google AI Studio + Cline / Roo Code
→ Kiro / Antigravity
まとめ
無料でAIエージェントを使うこと自体はできる。
ただし、快適さを求めるなら、どこかを選んで課金するのがベスト。
また、無料の場合にはデータの扱いに注意が必要であるため、初心者は課金したほうがより安全にメリットを得られる。本気では使わない方がいい。