AI時代にあえて「batファイル」を書き直して気づいた、自動化の一つの答え
最近、業務の中で「ほとんど同じことの繰り返し」っていう作業が発生した。
真っ先に「AI(Claude CodeやCopilot)に丸投げしよう」と考えたんだけど、実際にやってみると意外な壁にぶつかった。
AIは指示の出し方ひとつで結果が微妙に変わってしまうことがあって、一貫性が求められる作業では「確実性」に欠けるな、と感じた。結局、自分で行き着いたのは**「batファイル(バッチファイル)」を書き、手順を固定化する**ことだった。
そこでふと疑問に思った。
かつて定型作業の自動化といえばbatファイルをガリガリ書くのが主流だったけど、AIが台頭した今、この「古き良き自動化」の立ち位置はどう変わったんだろう?今回は、AIとbatの使い分けについて考えてみた。
AIは「大体」は得意だけど「確実」ではない
最近のCopilotやClaude Codeを使っていると、複数のプロジェクトをまたいだ修正も一気にこなしてくれるので、その進化には本当に驚かされる。
ただ、AIの本質はあくまで確率論だ。
同じプロンプトを投げても、毎回100%同じ結果が返ってくるとは限らない。変数名の付け方が変わったり、手順が微妙に前後したりといった「ゆらぎ」がどうしても発生する。環境構築やデプロイのような、一歩間違えれば事故に繋がる**「決定的な作業」**において、この不安定さは無視できないリスクになる。
「bat」と「AI」の役割分担
そこで今、改めて見直したいのが、**「決定的な処理はbatとして固定し、その実行をAIに管理させる」**という形だ。
- batファイル: 100%の再現性が保証された「確実に動く手順書」
- AI: 状況に応じて、どのbatをどの引数で動かすべきか判断する「賢いオペレーター」
このように役割を分けることで、AIの柔軟さを活かしつつ、実行結果の信頼性をしっかり担保できる。
結論:AI時代の自動化は「組み合わせ」が鍵
AIが進歩したからといって、伝統的なスクリプトが不要になるわけじゃない。
むしろ、「ゆらぎのないbat」を「賢いAI」が操るというハイブリッドな構成こそが、2026年現在の最も現実的で強力な自動化の姿なんじゃないかと思う。